断酒

お酒をやめると眠れない!禁酒や断酒で寝れなくなる睡眠障害について【アルコールによる不眠症】

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こんにちはユレオです。

本日の記事は現在禁酒や断酒を始めている方に向けた内容で、お酒をやめたことで眠れなくなった悩みにまつわるお話しです。

私は現在断酒を継続しており、本日で断酒1316日目になります。

断酒を始めたころはお酒に対して強い執着を持っており、「お酒を飲みたい!」という気持ちを意志で抑え込むという生活を送っており、日常的に強いストレスを感じながら生活していました。

現在はそういったお酒に対する執着もなくなり、お酒を飲みたいという気持ちを無理やり抑え込むことは無くなったので、ストレスを感じることなく生活を送れています。

本日は日常的にお酒を飲まれている方が、お酒をやめた時に起きる症状の一つである「不眠症」についてお話ししたいと思います。

お酒を急にやめると離脱症状が現れる

私は断酒を始めた頃、不眠症になりかなり苦しい思いをしました。

断酒を始めた直後は「アルコール依存症による離脱症状」が身体に現れたことで夜中に大量の寝汗をかくようになり、不快感で目覚めるというような身体的症状が出ました。

アルコール依存症の方がお酒をやめた時に出る症状には「早期離脱症状」と「後期離脱症状」というものがあります。

早期離脱症状はアルコール依存症の方がアルコールを断って数時間すると出現して、後期離脱症状は飲酒をやめて2~3日で出現して1週間ほど続きます。

症状の内容は「手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴」など様々あります。

私が経験したのはイライラ感や集中力の低下、そして発汗でした。

【アルコール依存症による離脱症状】
早期離脱症状は飲酒を止めて数時間すると出現し、手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴などがみられます。後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現し、幻視(見えるはずのないものが見える)、見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)、興奮などのほかに、発熱、発汗、震えがみられることもあります。
そして患者さんは、離脱症状による不快感から逃れるために、さらに酒を飲み続けることになってしまいます。

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引用元:http://alcoholic-navi.jp/understand/condition/pathology/

こうした離脱症状は1週間ほど続きますが、1週間経過すれば症状が無くなるわけではなく、私の場合は毎日ではなくなったものの、半年近く「夜中に異常な寝汗をかいて目が覚める」という症状が続きました。

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お酒をやめると睡眠が浅くなる?深くなる?

さて、皆さんは現在禁酒や断酒を始められているわけですが、「お酒をやめると睡眠が深くなる」というお話を聞いたことはないでしょうか?

禁酒や断酒にまつわる書籍やwebサイトで情報を集めてみると、以下のようなことが書かれています。

  • お酒を飲むと眠りが浅くなり、お酒をやめることで眠りが深くなる。

これを見て疑問を持たれる方はおられるのではないでしょうか?

お酒やめたことで寝れなくなったんだけど…逆じゃないの?

私も断酒を始めた後に不眠症になり、心療内科に通うようになりました。

お酒をやめたことで2.3時間に1回目が覚めるようになり、早朝覚醒で朝の4時頃に目が覚めて、そこから寝れないということが続きました。

断酒を1000日以上続けている今では理解できるのですが、「お酒飲むと眠りが浅くなる」というのは事実で、「お酒をやめたことで眠りが深く(普通)になる」ことも確かです。

ただ、お酒をやめた直後は習慣として寝る前に飲んでいたアルコールが体内に入ってこないことで、脳が過敏になり「睡眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」といったことが起きることがあります。

もちろんこうした睡眠障害が起きない方もおられますし、人によって症状は異なりますが、お酒をやめた直後はアルコールに対して依存していたのに、アルコールが体内に入ってこなくなったことで禁断症状が現れることで、脳が正常に機能しない結果、交感神経系が過敏になり、結果として「睡眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」といった不眠の症状が起きるわけです。

お酒をやめてしばらくすると安定した眠りが得られるようになる

睡眠障害が起きると大変辛いもので、寝不足で精神が安定しなくなることや、体力が回復しないことで体調を崩します。

私の場合は睡眠障害を改善するために心療内科に通いましたが、その際に医者から「不眠症」と「うつ傾向あり」と診断されました。

【断酒でうつ病になった時の対策】”断酒うつ”の症状と回復までの道のり【離脱後症候群】◆お酒を止める薬レグテクト"を使った感想|飲酒欲求を抑える効果と特徴 ◆酒の代わりに飲むおすすめの炭酸水!断酒や禁酒の苦しみを和らげる...

断酒や禁酒を行ったときに起こる「うつ症状」は「遷延性離脱症候群」によるもので、禁酒や断酒による離脱症状からの回復時に、お酒により得られていた神経伝達物質が供給されなくなったことで起こるうつ症状で、一般的に「断酒うつ」と呼ばれています。

遷延性離脱症候群(せんえんせいりだつしょうこうぐん、protracted withdrawal syndrome)、急性離脱後症候群(Post-acute-withdrawal syndrome:PAWS)、離脱後離脱症候群(post-withdrawal withdrawal syndrome)とは、アルコール、オピエート、ベンゾジアゼピン系、抗うつ薬また他の物質からの離脱後に生じる、一連の持続的な症状である。離脱の急性期の後に、急性期よりも弱い水準で半年程度まで持続する。1年以上にわたって持続すると言及される場合もある。妊娠中に依存性物質を使用した母親から生まれた赤子は、この急性離脱後症候群が生じることがある。

引用元:遷延性離脱症候群 – Wikipedia


「断酒うつ」は、お酒を急にやめた方に起きる症状で、体内に定期的に供給されていた神経伝達物質が供給されなくなるため脳内の感情バランスが崩れて 鬱の症状が現れます。

私の場合は「遷延性離脱症候群」が原因の不眠症になりましたが、断酒を始めてから10ヶ月ほど経過すると次第に収まるようになりました。

「遷延性離脱症候群」は症状が現れる方と現れない方がおられる為、一概には言えませんが、時間の経過と共に脳の機能が正常になることでやがて回復します。

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不眠症になったら心療内科に通った方が良い

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お酒をやめたことによる不眠症からの回復方法は実は簡単で、再びお酒を飲むことで回復します。

これは単純に不眠症になった原因がお酒をやめたことにより、神経伝達物質が供給されなくなったことで起きているためであり、再びお酒を飲むことで、この供給が再開されることで回復します。

しかし、これはお酒に依存しているともいえるわけで、これがエスカレートすると、アルコール依存症への道に突き進むことになるので、「遷延性離脱症候群」を乗り越えられるかどうかが断酒や禁酒を成功できるかのカギになります。

私の個人的な見解ですが、断酒や禁酒をしたことで眠れなくて辛い思いをするのであれば、気にせず心療内科に通う事をお勧めします。

心療内科と聞くとかなり抵抗があるかもしれませんが、お酒を止めたことによる神経伝達物質が供給が絶たれているわけですから、 脳の自己機能が回復するまでは薬によるサポートがあってしかるべきだと考えます。

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お酒をやめる為のサポート薬の存在について

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私は断酒を始めて心療内科に通って不眠症の薬を処方してもらいましたが、それ以外にアルコール外来に通って、禁酒や断酒をサポートしてくれる薬を処方してもらいました。

私が処方してもらったのは「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」と呼ばれる、断酒や禁酒をサポートする薬として新しいタイプのものでした。

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【レグテクトとは】
レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

医者から聞いたお話をまとめると、レグテクトの一番の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、お酒を飲みたいと思う気分を抑えてくれます。

またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすくどこでも飲みやすいという点があります。

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レグテクトは飲酒欲求抑える効果があり、簡単に言うと「お酒を飲みたい気持ちが減る薬」なので、断酒時の訪れる「お酒を飲みたい」というストレスを抑えてくれます。

ただし、注意点としては「シアナマイド」や「ノックビン」と異なり身体的な抑止力が働かないので「お酒をやめる」と意志を持っていない人には効果が無い薬とも言えます。

このレグテクトですが街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらうか、購入代理店で海外から購入するというような方法しかないことを知りました。

この時私は病院にて1ヶ月分処方してもらい、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円

保険が適用されてこの値段だったことに驚きましたが、病院で処方してもらったレグテクトは「新薬(先発医薬品)」でお値段が高いことや、これを飲むことで酒を止められると思えば安いものと考え割り切りました。

飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

レグテクトを飲んだ感想としては、素直に言って「飲酒欲求が不思議と消える感覚」が得られました。

今まで飲酒欲求が湧いてた状況でも、不思議と飲酒欲求が湧かなくなり、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に置き換えて例えると以下のような感じです。

空腹時は「食べたい!」と思うが、満腹時は「食べたい!」と思いません。レグテクトを飲むと空腹時でも満腹時と同じように「食べたい!」と思う気持ちが抑えられる感じです。

個人的な感想ですが、私がレグテクトを飲んで飲酒欲求が抑えられたので、断酒初期の苦しい時期をかなり軽減することが出来ました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

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私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、保険が利くとは言え「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、決してお安い値段ではありません。

また、アルコール依存症の専門医療機関は少なく、車で1時間以上かかる距離であったため、初診だけであとはレグテクトの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を購入代理店で取り寄せました。

値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。

ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽であったので、初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

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最後に

ここまで日常的にお酒を飲まれている方が、お酒をやめた時に起きる症状の一つである「不眠症」についてお話ししてきました。

禁酒や断酒を行うことで不眠症になるというのはどれくらいの割合なのかは分かりませんが、私は10ヶ月ほど満足に寝れない日が続き、大変苦労しました。

ただ、お酒をやめたことで脳の機能が正常に戻ってくると、次第に本来のあるべき姿になり、しっかりと夜寝れるようになります。

どれくらいの期間不眠症の症状が出るのかは、当人がこれまでお酒をどれくらい飲んできたのかということに関係するため、一概には「〇ヶ月続く」というようなことは言えません。

ただ、参考として15年ほどお酒を飲んできた私の場合は10ヶ月程度かかり、完全に回復したと自覚できたのは、断酒を始めて1年半くらい経過してからでした。

断酒や禁酒で睡眠不足になられている方へ当記事が参考になれば幸いです。

お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

 

また、自分自身がお酒に対して遺伝的に強いのか弱いのかというのは知っておくことはお酒と正しく付き合う一つの目安になるので、気になる方は自身のアルコールに対する強さを一度調べてみてはいかがでしょうか。

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