断酒

お酒を飲まずに過ごす具体的な方法|断酒を5年続けて分かった飲酒要求から逃れるテクニック

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こんにちはユレオです。

この記事はお酒をやめたいと考えらられている禁酒や断酒を行っている方に向けの内容で、お酒をやめるための考え方やテクニックを私の経験からお話する内容です。

私は5年前に断酒を始めてから本日に至るまで一滴のアルコールを口にせず過ごせており、その間にいろいろな出来事が起こり、人生が良い方向に向かうことになりました。

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ただ、私はアルコール事態を「悪」とは考えておらず、自身でコントロールできるのであればお酒を飲むことはストレスの発散につながるので、飲酒を楽しんでいる方に向かって”お酒をやめましょう”と言うつもりはありません。

先日飲み会の席でお酒をやめたいがやめられない同僚(その日もビールを飲んでいた)から「ユレオはどうやって酒をやめたの?」と聞かれて、私が過去に行ってきた飲酒要求から逃れる方法を話しました。

本日は私がお酒をやめるためにやってきた飲酒要求から逃れてお酒を飲まずに過ごす方法についてお話したいと思います。

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本記事の内容

  • お酒を我慢することは自分自身との戦いではない。
  • 脳がなぜアルコールを求めるのか。
  • お酒をやめるために医療機関を利用するのは有効である。

本記事ではお酒をやめるための考え方や、飲酒要求が湧いた時にどうすれば良いのかというお話を私の経験を基に記事にまとめています。

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お酒をやめるのは自分との闘いではない

お酒をやめるには「お酒を飲みたいと思う欲求を我慢する」ことになる為、自分自身との闘いと考えがちです。

えっ?飲みたいと考える自分自身との闘いじゃないの?

先に結論を言うと「お酒を何としても飲ませようとする脳との闘い」になります。

おかしなことを言っているようですが体内にアルコールが接種されて脳内で「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されることから、「脳」がアルコールを体内に接種するように促しているわけです。

神経伝達物質である「セロトニン」や「ドーパミン」は「不安」「悩み」等の心理が和らぎ、「楽しい」「幸せ」といった幸福感を与えてくれます。

アルコールが脳に影響を与え、「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されることに慣れると、脳がその感覚を記憶してアルコールを摂取させるために「お酒が必要」と思わせてお酒を飲ませる行動を促します。

つまりお酒を飲みたいと行動するのは「脳」に操られているということ?

そうですね、わかりやすくとその通りになります。

その為、飲酒要求から逃れる効果的な方法は「お酒を飲みたいと脳がそそのかしているんだな。」と気づくことになります。

お酒をやめるためには脳の状態をコントロールすれば良い

私は断酒を始めた直後は当然飲酒要求が湧いて「お酒が飲みたい」という気持ちになりました。

ですが、そうした気持ちになるのは「お酒を飲みたいと脳がそそのかしている」と考えるようにして、自分との戦いではなく「お酒を何としても飲ませようとする脳との闘い」と理解するようにしました。

そして、「どうすれば脳のお酒を飲みたいと思う気持ちを抑えられるか」という点を考え、そのための対処を行いようにしました。

具体的に言うと人は次のような状況や感情を持つと「セロトニン」や「ドーパミン」を分泌したくてお酒を飲まそうとそそのかしてきます。

  • 「空腹」お腹が空いている。
  • 「怒り」何かに対して強い怒りを覚えている。
  • 「孤独」自分一人しかいない気持ち。
  • 「疲労」体力を使い果たした状態。

この「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状況や感情になると、お酒をどうしても飲みたくなることから、4つの状況や感情が湧かないように行動をコントロールすることで脳がお酒を飲まそうとそそのかしてくることを減らすことができます。

このような、自分の意志とは異なりアルコールに手を出しやすい状態を「HALT」言います。

  • H:HUNGY   「空腹」
  • A:ANGLY    「怒り」
  • L:LONELY   「孤独」
  • T:TIRED   「疲労」

これら「空腹・怒り・孤独・疲労」を避ける行動取ると脳がお酒を強く求めてくるのを回避できるので自身の行動をコントロールすることで飲酒要求を回避できます。

空腹・怒り・孤独・疲労(HALT)に対する具体的な対応方法

では「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状況や感情をどのように回避すればいいのでしょうか?

対処方法は人それぞれですから何とも言えませんが、私はそれぞれ以下のような対応を行っていました。

  • 「空腹」→とにかく食べる!ラーメンライスとか大盛カレーとか。
  • 「怒り」→怒りの対象から距離を取る。もしくは寝る。
  • 「孤独」→電話やSNSで誰かとコミュニケーションを取る。
  • 「疲労」→とにかく食って寝る。

私の場合は「食べる」という行為によって飲酒要求を減衰できたので、太る覚悟で深夜でも時間に関係なく「食べる」ことで飲酒要求を回避しました。

この時野菜や肉といったメニューではなく、血糖値を上げやすい炭水化物を中心とした食事を摂り、効果的に飲酒要求を抑え込むことができました。

また「怒り」や「疲労」についても「寝る」という行動が有効であることが分かったので、飲酒要求が強く湧いて飲みたくなった時は”炭水化物を食べて寝る”という行動を取ることでお酒を飲まずに過ごすことが出来ました。

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いずれは脳の機能は回復してアルコールを求めなくなる

脳は「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されることから、「脳」がアルコールを体内に接種するように促してくるわけですが、アルコールが体内に入ってこない状況が続くと、脳の機能が正常化してアルコール無しで「セロトニン」や「ドーパミン」を分泌するようになります。

脳がアルコールに頼らず神経伝達物質をしっかりと分泌する状況は、「脳が健康に戻った」と言え、この状態になると強い飲酒要求などが湧きにくくなります。

私はこの状態になるまで半年以上かかり、また完全に脳が健康を取り戻すのに年単位の時間がかかりました。

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断酒によって鬱の状態になることも私は事前に調べていたこともあり、お酒を飲まずに過ごすことが出来ましたが、禁酒や断酒を始める方の多くが「お酒を飲みたいと思う欲求を我慢する」自分自身との闘いと考えていることからお酒を我慢することに苦労することになります。

「なぜお酒を飲みたくなるのか?」ということに気が付き脳の状態が健康になればアルコールを求めてくることがなるなることを理解することが出来れば、効率よく飲酒要求から逃れてお酒をやめることにつながります。

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私はお酒をやめるためにアルコール外来を利用した

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ここまで飲酒要求から逃れるための方法をお話してきましたが、私は5年前断酒を決意したその日にアルコール外来に通院しました。

通院した目的は断酒の為の抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してもらうためでした。

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【抗酒剤とは】
抗酒剤は一時的にお酒に対して、非常に弱い体質をつくる作用があります。特にお酒に弱い人は飲酒するとすぐに顔が赤くなり、さらに飲酒すると頭痛や吐き気など不快な症状が出てきます。元々お酒に強い人にこれらのお酒に対する反応を起こし、お酒を飲めなくするわけです。
でも、この抗酒剤を飲んだからといって、けっしてアルコールが嫌いになったり、アルコール依存症が治るわけではありません。ただ、酒害者が自らのアルコール問題に気づき、断酒を決意してそれを実行に移そうとしたときに、この抗酒剤を服用すると断酒の継続が少しでも容易になるという効果が発揮されるだけです。また、抗酒剤さえ飲んでいれば、断酒を続けることができるかといえば、そんなわけではありません。断酒会やAAなどの自助グループへの出席、専門医療機関への定期的な通院などと併用してその効果が生かされるのです。

引用元:アルコール依存症の治療とは>抗酒剤の服用

抗酒剤は「お酒を飲めなくする薬」と思われている方が多いかと思いますが、これは誤りで普通に飲酒することが出来ます。

ただ、抗酒剤を飲んだ後にお酒を飲むと、体内でアルコールが分解機能が低下しているため、お酒が全く飲めない方と同じ生体反応になる為、抗酒剤を飲んだ状態でお酒を飲むのは危険です。

こうした事前知識を持って医者に診察してもらったわけですが、医者からは自分自身で足を運んでお酒を断ちたいという患者は大変珍しいと言われ、私が「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えたところ、それらの薬ではなく新薬である「レグテクト」を進めてきました。

飲酒欲求を抑えるくれる「レグテクト」について

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医者から進められたのは抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」だったのですが、レグテクトは新薬として歴史が浅くて私は事前に調べた本やインターネット上の情報では見落としていました。

私はこの時「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」を処方する選択されたことについて医者に質問をしました。

(。´・ω・) なぜ「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」なんですか?新薬ということですが効果があるんでしょうか?

 

「レグテクト」を処方する理由はあなたがお酒をやめる意思を持って断酒を取り組んでいるからです。「シアナマイド」や「ノックビン」とは違い、患者本人がお酒をやめたいと考えているなら飲酒欲求を抑えることが治療に最適だからです。

 

このあともう少し詳しくレグテクトについて医者から説明を受けました。

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【レグテクトとは】
レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

引用元:レグテクト

医者から聞いたお話をまとめると、レグテクトの一番の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、お酒を飲みたいと思う気分を抑えてくれます。

またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすくどこでも飲みやすいという点があります。

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レグテクトは飲酒欲求抑える効果があり、簡単に言うと「お酒を飲みたい気持ちが減る薬」なので、先ほどお話ししたような「HALT」の状態になったとしても、飲酒要求を抑える役割を果たします。

ただし、注意点としては「シアナマイド」や「ノックビン」と異なり身体的な抑止力が働かないので「お酒をやめる」と意志を持っていない人には効果が無い薬との説明を受けました。

このレグテクトですが街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらうか、購入代理店で海外から購入するというような方法しかないことを知りました。

この時私は病院にてレグテクトを1ヶ月分処方してもらい、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円)+ 1ヶ月分のレグテクト(6,000円)= 9,500円

保険が適用されてこの値段だったことに驚きましたが、病院で処方してもらったレグテクトは「新薬(先発医薬品)」でお値段が高いことや、これを飲むことで酒を止められると思えば安いものと考え割り切りました。

飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

レグテクトを飲んだ感想としては、素直に言って「飲酒欲求が不思議と消える感覚」が得られました。

今まで飲酒欲求が湧いてた「HALT」のような状況でも、不思議と飲酒欲求が湧かなくなり、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に置き換えて例えると以下のような感じです。

空腹だと「何か食べたい!」と思うが、満腹だと「何か食べたい!」という食欲が湧きません。レグテクトを飲むとお酒を飲んでいない時でも「お酒を飲みたい!」という飲酒欲求が抑えられる感じです。

個人的な感想ですが、どうしても強い飲酒要求が湧いた時にレグテクトを飲んで軽減できたことで、断酒初期の苦しい時期をかなり軽減することが出来ました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

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私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、保険が利くとはいえ「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、決してお安い値段ではありません。

また、アルコール依存症の専門医療機関は少なく、車で1時間以上かかる距離であったため、初診だけであとはレグテクトの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を購入代理店で取り寄せました。

値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。

ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽であったので、初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

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最後に

ここまで私がお酒をやめるためにやってきた飲酒要求から逃れてお酒を飲まずに過ごす方法についてお話ししました。

私はお酒をやめるために「なぜお酒が飲みたくなるのか」と考えるようになり、いろいろな著書を読んで知識を身に付けたことで、お酒をやめるのは自分との戦いではないと考えるようになりました。

そうした考えもあり、飲酒要求が湧いた時にどうすれば良いのかということがロジカルに理解できたことが、今日まで断酒を続けている一つの要因となっています。

飲酒要求に対しては「HALT」と呼ばれる状況を避けることが重要で、本気でお酒をやめたいと思うのであれば禁酒や断酒をサポートしてくれる”アルコール依存症専門外来”に通院するもの有用だと思います。

もし、断酒をサポートしてくれる”レグテクト”の効果を一度試してみたいという方はジェネリック医薬品の購入代理店で少量だけ購入して試してみるというのもおすすめです。

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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

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