断酒

お酒を飲むと脳が老化する?研究機関が行ったアルコールが脳に与える長期的な影響について

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こんにちはユレオです。

皆さんは普段お酒を飲まれていますか?最近は「若者のビール離れ」などが話題になり、新型コロナウイルスの影響で会社での飲み会が減るなど、お酒を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。

そうした中、世間では飲み屋に通う頻度が下がった代わりに自宅で飲む「宅飲み」の機会が増えたことがニュースで話題になりました。

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本日のお話しはお酒に関連する内容で、1896年創刊の歴史あるイギリスの日刊紙『Daily Mail』で大変興味深い記事があったのでご紹介したいと思います。

どのような内容かというと「お酒を飲むと脳が老化するのか?」という事について。アメリカリフォルニア大学が行った研究結果が簡潔にまとまった記事になります。

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本記事の内容

  • お酒が脳年齢に影響するという事実。
  • アルコールが脳を老化させることについて。
  • 私がお酒をやめる為に行ったことの紹介。

この記事はイギリスの日刊紙『Daily Mail』で紹介されたアメリカの研究機関の「飲酒と脳年齢」についてのお話しと、私のお酒に対する考えを記事にまとめています。

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毎日お酒を飲む人は脳の老化が進むことになる

『Daily Mail』によるとアメリカカリフォルニア大学のアーサー・トーガ氏らの研究では脳スキャンデータと飲酒量の情報を調べた結果、お酒を飲み続ける事により「脳」に悪い影響を与える事が分かったそうです。

具体的にどのような研究を行ったかというと、45歳~81歳の11,000人以上を対象に脳のMRIの診断結果を調べたところ、毎日お酒を飲んでいる人は飲んでいない人に比べて脳年齢が高い傾向が数値として現れました。

脳年齢は脳の前頭前野の働き具合で測定され、脳年齢が若い人ほど前頭前野を効率良く使い、加齢とともに衰えていきます。

脳年齢が若いと記憶力がしっかりしており、同時に複数の処理ができるなど、生活の中で分かりやすい形で現れます。

アーサー・トーガ氏の研究によれば、1日あたりのアルコール消費量1gにつき0.02歳(1日半)脳年齢が高くなり、脳年齢が高いほど脳の機能は低下する傾向にあるそうです。

もう少し分かりやすくいうと、ビール1缶(500ml)を1本毎日飲んでいる方はそれだけで脳年齢が半年ほど高くなり、その傾向は高齢になるほど顕著に表れるという事です。

休肝日は脳にも良い影響がある

お酒を毎日飲んでいる方が体を労り飲まない日を設けることを”肝臓を休める日”として「休肝日」と呼んでいます。

休肝日を設けることで結果的に酒量の総量が減るので肝障害などの予防効果があるとされますが、これは何も肝臓だけの話ではなく「脳」にも関係するお話しです。

アーサー・トーガ氏の研究によると、毎日飲酒する人ほど脳年齢が高い傾向にあるが、週に3~4日程度の飲酒している人ではそれほど脳年齢が高くなっていないとの結果が出ました。

アルコールが影響を与える臓器は「肝臓」というイメージが強いですが、お酒を飲むと肝臓で分解しきれなかったアルコールが血液で脳に運ばれ、脳の大脳新皮質に影響を与えて酩酊状態にするのですから「脳」にも強い影響を与えていることは疑いようがありません。

人間にとって脳は心臓に匹敵する生きていくうえで重要な臓器なわけで、その脳に影響を与えるアルコールは気軽に飲むものではないようにも思えます。

健康を第一に考えればお酒を飲まない方が良い

お酒を「飲む/飲まない」は個人の判断ですし、アルコールが法律で禁止されていない以上、飲むことは自由です。

私も社会人になってからつい最近までお酒を気にせず飲んでおり、「お酒を飲まない人生などつまらないものになる。」くらいに考えていました。

しかし5年ほど前に断酒を始めた結果、「お酒は無くてもまったく問題は無い。」という事がわかり、また健康面においては「お酒は飲まない方が絶対に良い。」という考えに変わりました。

お酒をやめると「痩せる」や「体が疲れにくくなる」というような肉体面での話題が多いですが、私の場合お酒をやめたことで恩恵として大きいのは精神面でした。

お酒をやめたことによる精神的な変化は以下の記事で詳しく触れています。

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アルコールは精神面で悪影響を与えることについては学術誌『BMC Medicine』で発表された研究結果でも触れられています。

上記の研究レポートは脳に安全な量のアルコールは見つからず、適度な飲酒として認識されていた飲酒量であっても脳への悪影響がある為、飲酒ガイドラインを再検討する必要があると警笛を鳴らす内容となっています。

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私は5年前に断酒が目的でアルコール外来に通院した

ここまで研究機関によるお酒の影響についてお話ししましたが、ここからは私が5年前に断酒するためにアルコール外来に通院したお話しをしたいと思います。

私は20代の頃から毎晩晩酌で缶ビールを2~3本缶程度飲む生活を送ってきたこともあり、お酒を我慢するという事に強いストレスを感じていました。

しかし、薬を服用する必要がありお酒を控えた結果、アルコールの禁断症状が出たことで心身がアルコールに依存していることに気が付き、お酒の依存性に恐怖を感じたわけです。

このことがきっかけでアルコール依存症にまつわる書籍を読んだり、webサイトで調べたりしたことで、アルコールに依存することの怖さやお酒で生じる問題について理解が深まり、思い切ってアルコール外来に通って医者に相談することにしました。

医者に相談したところ、お酒をやめるため断酒薬を処方してもらったのですが、昔から抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく、新しい断酒の為の薬である「レグテクト」を処方してもらいました。 

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【レグテクトとは】
レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

引用元:レグテクト

このレグテクトという断酒薬の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、「お酒を飲みたい」と思う気分を抑えてくれます。

またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすく飲みやすいという点があります。

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レグテクトはシアナマイドやノックビンの抗酒剤のような身体的な影響が無い為、お酒を飲んだとしてもアルコールの分解が阻害されることは無く苦痛を味わうことはありません。

そのため身体的な抑止力が働かないので為、「お酒をやめる」と強い意志を持っていない人には全く効果が無い薬ですが、お酒を自身でやめたいと考えている方には体への負担が少なく、私は自然にお酒から距離を置くことが出来ました。

飲酒欲求を抑える断酒の薬「レグテクト」はどこで購入できるのか

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この断酒薬であるレグテクトですが、街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール外来に行って処方してもらうか、個人輸入で購入するといった方法で手に入れることができます。

私はレグテクトをアルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらいました。


流れとしては病院のアルコール依存症専門外来に行き「断酒したいのでレグテクトください」と言えば処方してもらえますが、医師の診断の結果が「レグテクト」が最適でないと判断した場合はその限りではありません。

先ほどもお話しましたが、「レグテクト」は本人の断酒の意思が無いと効果が薄いからです。

私は自らアルコール依存症専門外来に行って診察を受けたこともあり、医者が「自分の意思でアルコール依存症専門外来に来られるというのは大変珍しい」とおっしゃっていました。

飲酒欲求を抑えて断酒に役立つ薬、「レグテクト」のお値段は?

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断酒薬であるレグテクトですが、2013年から日本で発売されるようになった比較的新しい薬ということもあるのか、「新薬(先発医薬品)」はお値段がそこそこします。

私が病院にて処方してもらった際には、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円

薬代だけでいうと自己負担が1日200円で、保険が効かなかったら1日600円といったところでかなり高額です。

私は1ヶ月分処方してもらいましたが、処方された薬が「新薬(先発医薬品)」であったため、かなり高めのお値段でしたが、これを飲むことで酒をやめられると思えば安いものと考えました。

飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

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レグテクトを飲んだ感想は、素直に飲酒欲求がなくなる感覚があり薬の効果は感じられました。

「レグテクト」を飲むと今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家についていつもなら晩酌したいと思う状況で不思議と飲酒欲求が湧かなくなりました。

もちろん飲酒欲求が湧かないだけで飲むこともできるのですが、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に例えると以下のような感じです。

空腹時は「食べたい!」と思うが、満腹時は「食べたい!」と思わないのと同じで、レグテクトを飲むとお酒を目の前にしても「飲みたい!」と思う気分が湧きあがらず、飲酒欲求が抑えられる。

ただ、これは私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかはわかりませんが、私はレグテクトの効果と恩恵を体感することが出来ました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

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私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、病院で処方してもらう薬は保険が利くとはいえ「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、2回目以降は購入代理店でレグテクトを手に入れました。

日本では珍しい一部のサプリメントや健康食品を購入代理店で購入できるのは知っていましたが、アルコール依存症の治療薬であるレグテクトも購入できるのを知り驚きました。

購入代理店での値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できたことや、飲み比べても差はなくて飲酒要求が強いときに飲むことで飲みたい気持ちを抑えることが出来ました。

ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽で、私は初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

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最後に

ここまで「お酒を飲むと脳が老化するのか?」という事について。アメリカリフォルニア大学が行った研究結果と、私がお酒をやめた経緯をお話ししてきました。

お酒を飲むことは個人の自由である為、無理に禁酒や断酒を進めるつもりはありませんが、私自身の経験としてはお酒をやめた方が幸福度が高く感じるようになりました。

また、二日酔いとい状況も一切なくなったことで、いつもパフォーマンスの良い仕事が出来ることや、コミュニケーション面においても余裕をもって対応できるなど、多くのメリットを感じています。

この記事を読んだ結果、お酒を控えたいと考えている方がおられましたら、一度アルコール外来に相談することをお勧め致します。

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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

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