こんにちはユレオです。
皆さんは資産形成の為に貯金以外で何かに投資などをされたりしていますか?
私は資産形成の為に20代のことから株式投資や投資信託などを細々と行っており、2019年7月ごろから本格的に資金を投入して投資をはじめました。
ただ、今思えば本格的に開始するタイミングが遅かったとも言え、2020年1月に入ってからはニューヨーク株式市場を含む世界の市場全体が新型コロナウイルスによる景気減速を警戒した動きから下落しています。
そして2月に入ってから世界的な景気の後退が感じられたことから、思い切って保有する株や投資信託を全て手仕舞いにして現金化しました。
本日は今後の株式市場の動きの予想や資産を塩漬けにせずに全て現金化した理由などをお話したいと思います。
◆記事の目次◆
本記事の内容
- 私がこれまでどういった投資をしてきたか。
- 2020年に始まったコロナショック相場とは。
- 今後の世界経済の予想と底値を判断する方法について。
本記事では2020年に入り世界市場が大荒れになっている要因である「コロナショック」についてお話しています。
また、私がこれまでどういった投資をしてきたかというお話しと、今後の世界経済の予想についてまとめています。
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私は投資のプロではないが、投資歴はそこそこ長い
私はこれまで投資で資産を大きく増やしてはおらず、トータルではややプラスといった成績で、投資家としては成功しているとは言えません。
ただ投資歴は長く、投資を始めたのは社会人2年目の頃なのでかれこれ20年前近くになります。
当時はスマートフォンで取引が出来るような環境ではなく、証券会社に電話をして株取引等を行っていたため、取引手数料が高かったことを覚えています。
私はその頃は原油の先物取引をメインで行っており、今思えば証券会社の絶好のカモになっていたのだと思います。
上記記事にあるように原油先物で痛い目遭ったことで、しばらくは投資から離れたのですが、リーマンショックが始まった2008年9月頃に日経平均株価が5,000円ほど下がり、これは「チャンス!」と考えて投資信託の商品を購入し、一儲けしようと画策しました。
しかし底値と思っていた株価は、さらに5,000円ほど下落して、後から見れば落ちるナイフを掴んでいたことに気が付き、投資信託の評価損失がどんどん膨れ上がることになります。
投資信託で評価損益がマイナス300万円になる
皆さんご存知だと思いますが、2008年に世界規模で株価が暴落した出来事を「リーマンショック」と呼ばれています。
リーマンショックは2008年9月に、アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことで、連鎖的に世界規模の金融危機が発生しました。
日経平均株価の高値から一気に5,000円近く下がったことで私は「底値」と勘違いして、投資信託に預貯金を全て入金して一度に購入する大きな失敗を犯しました。
結果は先ほどお話しした通りで、12,000円台が底値と考えて全力で購入した投資信託でしたが、その後も株価は下がり続け、ついには7,000円台になります。
ええ…ここから下がるとか考えてなかった(゚д゚)
またたく間に投資信託の評価損益がマイナス300万円ほどになり、追加で購入したいが買いを入れをする資金がないため、300万円評価損を抱えたまま4年ほど塩漬けの状態となりました。
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2012年末頃に株価は上昇を始めた
その後2012年末頃から株価は上昇を始め、2013年8月には塩漬け状態だった投資信託はプラスに転じます。
この頃はアベノミクスによる官製相場になったことで、その後も株価は上昇を続けて、2018年10月には24,000円を付けるまでになりました。
ただ残念なことは私はこのアベノミクスの上昇相場の恩恵には与れず、投資信託の塩漬けが解消されたタイミングで投資信託を売却して、株の個別銘柄の投資に切り替えたのですが、購入した株は1,000万円を超える含み損を抱えることになり、数年単位で再び塩漬け状態となります。
上記記事で詳しく書いていますが、私は最終的には損失を出さずに済みましたが、アベノミクスの上昇相場という大きなチャンスを不意にすることとなりました。
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2020年は「コロナショック」として記録されることになる
さて、2020年に入り中国武漢から感染が広がった新型コロナウイルスは、当初は世界経済に大きな影響を与えないかと思われていましたが、2月24日にNYダウ平均株価が1,000ドル近い下落をしてことを皮切りに連鎖的に世界規模で株価が下落しています。
これはまさしくリーマンショックに並ぶ株価の下落で、恐怖指数(VIX)を見てもとんでもないグラフを描いています。
引用元:https://kyofu.gakuburu.net/
すごい…驚きの急上昇(´・ω・)
今後どういった市場の動きをするかわかりませんが、コロナウイルスによる情勢不安は続いており、リセッション(景気後退)の噂は尽きませんが、歴史的な相場の動きであることは違いなく、警戒が必要です。
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【予想】コロナウイルスによる景気減速は年単位で続く
ここからは完全に私の予想になりますが、コロナウイルスが世界的に蔓延するパンデミックにより金融市場への影響は年単位で続くと考えています。
日経平均株価は現在のところ政府の介入により株価が買い支えされていますが、政府が年金を溶かすだけで買い支えできないと判断すると一気に日経平均株価は下がるのではないかと思います。
コロナウイルスのパンデミックが続く限り日経平均株価の下落は避けられません。
重要なポイントは「どこまで下がるのか?底値はどこなのか?」ということですが、個人的には世界市場引きづられる形で日経平均株価は10,000円台あたりまで下落するのではないかと考えています。
これも状況によれば4桁もあるかと思ってます。(´-ω-`)
そして、この不景気は日本のみならず、アメリカや中国を含むリセッションになることが考えられ、アメリカや中国の影響を受けることでヨーロッパにも波及して、リーマンショックを超える未曾有の不況が訪れるのではないかと予想しています。
世界規模の不況で個人が資産を守る上で出来ることは?
さて、こうした状況で個人が取れる手段にどういったものがあるのでしょうか?
既に損失が出ている方は「損切り」をするか「塩漬け」という手段があります。
個別銘柄を購入しているのであれば、一旦損切りをして手仕舞いにして、景気が上向きのところで買いなおすという手段が良いと思います。
個別銘柄ではなくインデックスファンド等幅広い銘柄で資産運用をしているのであれば、塩漬けにしておくのも手でしょう。
新型コロナウイルスの騒動がいつ収まるかはまだ分かりませんが、過去のパンデミックも数年後に落ち着いていることから、いつかは世界経済は上向きになるので、数年単位使わないお金であれば塩漬けという選択は有効です。
ただ、まだコロナウイルスによるパンデミックは始まったばかりなので、現在評価損失がマイナスになっていない、もしくは損切りしても構わないという状況の方は損切りをして情勢を見守るのが吉ではないかと個人的には思います。
私は過去の経験から、今回は塩漬けは選択せず一度手仕舞いしました。(/・ω・)/
私の今後の投資プランについて
連日株価が暴落して、それを政府が買い支えする動きで小さな反発が見られることから、NYダウ平均株価や日経平均のボラリティが高まっており、投資家にとって今はチャンスと言えますが、素人にとっては値動きが激しい為、危険な相場と言えます。
素人がこういった値動き激しい相場で売買するのは危険で、信用取引などを行い損失が出ると大事になり、大切な資産を失い相場からの退場になりかねません。
私は2008年のときのリーマンショックの際は判断を誤り「底値」と思った株価も底ではなく、落ちるナイフを掴んでしまったことから、数年単位で資産を塩漬けにしてしまいました。
今回のコロナショックでは同じ轍を踏まない為に、冷静に市場の動きを判断して、投資のタイミングを見計らいたいと考えています。
そのためには次の情報が明確になるまでは手を出さず現金のまま資産を保有しておくつもりです。
- コロナショックが始まった2020年1月~3月の経済指標が出揃う。(4月~5月頃)
- 東京オリンピックの開催がどうなるか見定める。
- 気温が暖かくなることでコロナウイルスのパンデミックがどうなるか見定める。
- 恐怖指数(VIX)が35を下回るまで様子を見る。
私はこれらをすべて確認できた上で次の一手を考える予定で、少なくとも2020年5月末頃までは投資はせずに現金のまま保有しておこうと考えています。
最後に
ここまで今後の株式市場の動きの予想や資産を塩漬けにせずに全て現金化した理由などをお話ししてきました。
コロナウイルスによる世界市場の動きは今のところ大きく下落を続けており、ワクチンの開発やパンデミックが治まる気配がない限り下がり続ける事が考えられます。
私の予想としては今年5月の時点でもコロナウイルスによる感染拡大は続いており、2020年末頃まで株価は下落して、その後1年ほどは景気が低迷するのではないかと考えています。
ただ、リーマンショック後の世界市場の動きを見ると、実体経済とはかけ離れた値動きが考えられ、リーマンショックの頃のような低迷する時期は短いと予想しています。
私としては景気の底打ちを確認してから1年間ほど時間をかけて分散しながら資金を米国を中心としたインデックスファンドを購入して、年利4~6%の資産運用が出来ればと考えています。
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