こんにちはユレオです。
本日の記事は私が身内から借金をしたお話しになります。
皆さんはこれまでの人生の中で借金をされた経験はありますか?借金といっても様々なケースがあり、家や車のローンといったものから、クレジットカードの支払いなど様々です。
「借金」をする理由は人それぞれですが、早い話は”すぐにお金が用意できない”という理由で、金融機関や知人からお金を借りることになります。
実は私は7年前に2,000万円を借金して、現在も返済を続けています。
2,000万円は大変高額な借金と言えるのですが、借金の話は人様に話すことがほとんどなく、これまで誰にも相談したことはありませんでした。
本日はせっかくブログという個人メディアを持っているので、誰にもお話ししていない私の借金事情についてと、金銭の貸し借りのトラブルを未然に防ぐためにやった事についてお話しいたします。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 2000万円を借りて住宅ローンを身内に建て替えてもらった。
- 身内から大金を借りるにあたって定めた借用証書の内容。
- 順調に返済が進み7年目で残債が500万円になった。
本記事では銀行から住宅ローンの借り換えを行わずに、身内から2,000万円を借りたことや、借用証書の内容について説明しています。
また、金銭の貸し借りのトラブルを未然に防ぐためにやった事や、現在の返済状況について記事にまとめました。
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自宅を購入する際にローンを組まないことにした
私はこれまで何度か転職をしており、家族を巻き込んでの引っ越しを繰り返しています。
嫁や子供には申し訳ない気持ちはありますが、キャリアアップをして収入を増やすためには転職は非常に有用で、家族の為という事で納得をしてもらったうえで転職と引っ越しを繰り返してきました。
転職の話については以下で詳しく触れています。
転職して困るのが住む家の問題ですが、通勤エリアが同じであれば問題はありません。しかし転職を機に異なる地方での転勤もあります。
転勤となり、数年住むことが確定している場合は、私は賃貸を借りずに分譲マンションを購入してきました。
転職を繰り返すのなら自宅を購入するのは良くないように思うかもしれませんが、都市部で駅前のマンションであれば、いざ売却をするという時に買い手が付きやすいことは経験済みで、引っ越しの度に「売却しやすい物件選び」をしていました。
なぜ賃貸ではなく自宅を購入する選択をしたかというと、家族で住む場合、賃貸よりも購入した方がトータルで出ていくお金が少なくて済むのが理由で、転職と引っ越しをする際は売却しやすい駅徒歩5分圏内のマンションを購入するようにしました。
そして、現在住んでいる自宅を購入する際に、以前住んでいたマンションを売却してローンの借り換えを行おうと思ったのですが、妻の両親から申し出あり、銀行から借りずに身内からお金を借りる選択をしました。
2,000万円を身内から借りることが出来た
ローンの組み換えの話を妻としていた際に、妻の両親(義理の父母なので「岳父(がくふ)」と「岳母(がくぼ)」)からで、最大2,000万円なら貸せるとの申し出がありました。
ただ、私としては身内からとは言え2,000万円もの大金を借りるのは気が気でなく、しっかりと話し合いを行い、金銭の貸し借りのトラブルを防ぐために条件を定めて借用証書を発行したいと申し出ました。
話し合いの結果、妻の両親から2,000万円を借りる際に設定した条件は以下になります。
- 2,000万円を借り受け、20年以内で返済すること。(毎年の返済額は定めない)
- 借主は私(ユレオ)とする。(妻に貸すわけではない)
- 返済期間中に私が死んだ場合に2,000万円が妻に支払われる死亡保険(掛け捨て)に入る。
- 嫁と離婚することになった場合は、残金を一括で支払う。
- 貸主(岳父と岳母)のどちらかが亡くなった場合は、残金を一括で支払う。
以上のような条件を定めて妻の両親から2,000万円を無利息で借りることになりました。
金銭の貸し借りのトラブルを未然に防ぐためにいくつか条件を設定しましたが、2,000万円を20年間無利息で借りられるというのは破格の条件である為、私としては「本当に良いのか?」と何度も確認しながら借用証書にハンコを押しました。
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銀行から2,000万円を借りると利息だけでも662万円!
私の場合は住宅ローンの返済の為に妻の両親から2000万円を借り受けましたが、仮に2,000万円を銀行から住宅ローンを組んで借りた場合、月々の返済や利息分など、いくらかかるのでしょうか?
住宅ローンにはいくつか種類があり「変動金利」や「固定金利」などで金利に差があります。
引用元:住宅金融普及協会
私が妻の両親から2,000万円を借り受けた時期は2012年になるのですが、「固定金利期間選択型(10年)」「固定金利期間選択型(3年)」「変動金利型」など、どれを選択してもおおよその金利は3.0%です。
2,000万円を20年借りた場合、金利3.0%で借りた場合は、月々の支払いは約11万円で、総支払額は約2,662万円になります。
借入金額:2,000万円
金利:3.0%
借入期間:20年 (240回払)
返済総額:26,620,567円
支払利息総額:6,620,567円
月額返済額:110,919円
年間返済額(月額返済額×12):1,331,028円
こうして改めて見ると金利3.0%は一見少なさそうに見えますが、住宅ローンという高額の場合は金利分としてかなり支払うことになり、それを無担保で借りれたというのは600万円ほど得をしたことになります。
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7年目で1500万円返済して残りが500万円になった
私は身内である妻の両親から2,000万円ものお金を借りたわけですが、現在のところ順調に借金を返済しており、7年目の時点で1,500万円を返済しました。
おおよそ1年で200万円ずつ返済しているので、予定の倍のペースで返済していると言えます。
私の借金は残り500万円となっていますが、実は直ぐに現金で動かせるお金が1500万円近くあり、返済しようと思えばいつでも返済は出来ますが、今のところは後3年ほどかけて返済していこうと考えています。
実は去年までは現金で動かせるお金はそれほど持っておらず、株式投資で1,000万円の含み損を抱えている状態でした。
ですが2019年5月に塩漬けになっていた株の株価が回復したため利確をして、何とか1,000万円の損失を出さずに済みました。
そういった出来事があったため、出来る限り手元に現金を置いておきたいと考え、繰り上げ返済はせずに年200万円ほどを返済しつつ、預貯金で投資をして資産運用しています。
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最後に
ここまで私が身内から2,000万円の借金をして返済をしているお話しをしてきました。
借金の話というのは身近で親しい人間であっても話しにくいもので、会社の同僚と話したりした場合、直ぐに噂になります。
私の場合、株式投資で1000万円もの含み損を抱えてしまった為に嫁にも相談できず、転職をして収入を増やすことに躍起になって毎年200万円の返済を続けてきたのですが、運よく塩漬け株の株価が回復したことで難を逃れることが出来ました。
耐え忍んだことで光明が差した結果となりましたが、借金をする際にしっかりと話し合いを行い、親しい中でもきっちりと借金の条件を明確にして借用証書を発行してやりとりをしたおかげで、身内から借金だと流されることなく返済を継続できています。
- 2,000万円を借り受け、20年以内で返済すること。(毎年の返済額は定めない)
- 借主は私(ユレオ)とする。(妻に貸すわけではない)
- 返済期間中に私が死んだ場合に2,000万円が妻に支払われる死亡保険(掛け捨て)に入る。
- 嫁と離婚することになった場合は、残金を一括で支払う。
- 貸主(岳父と岳母)のどちらかが亡くなった場合は、残金を一括で支払う。
この記事をお読みの方で、もし身内からお金を借りるということがありましたら参考にしていただければ幸いです。
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