株・投資

株取引で損切りは重要!1000万円の含み損を株式運用で抱えたお話し

こんにちはユレオです。

皆さんは将来に備えて銀行に貯金をしたり、財形年金貯蓄に加入されたり資産を守ったり増やしたりされたりしているかと思います。

そして中には貯金だと利率が低すぎるという理由で、「投資信託」「株取引」「FX」をされる方もおられるのではないでしょうか。

そういう私も過去に「先物取引」「FX」「投資信託」「株取引」といった形で投資を経験しており、正直なところあまりうまくいってこなかったというのが現状です。

中でも株取引では2年ほど含み損を抱えて過ごし、最大で評価額が「-1000万円」まで膨れ上がったことがあります。

本日は株取引で含み損が1000万円まで膨れ上がったことについてお話ししたいと思います。

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本記事の内容

  • 私が行ってきた株式投資について。
  • 株の含み損が膨れ上がってマイナス1000万円を超えた。
  • 株で1000万円の含み損を抱える失敗はなぜ起きたのか。
  • 私が犯した株取引の失敗の数々の事例について。

本記事では私が株取引で含み損を1000万円抱えた出来事について具体的な銘柄と購入時期を交えて説明しています。

また、私のどのような判断が損失を膨らませたのかという点についても、失敗事例を元に解説しています。

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株取引は昔から細々とやっていた

私はブログでも一切株取引について記事のネタにしてませんでしたが、実は株取引については2012年ころから断続的ですが行っています。

ただ、当時は投資信託の方がメインだったので、少額で株取引を行っており、中長期的な運用をメインとしており、株を買って放置しておくような感じで資産運用を行っていました。

投資信託は「ひふみ投信」で運用を行っており、評価額はプラスにはなっていたのですが、それほど儲かったわけではなく、感覚として「銀行に預けてるよりかはマシ」という感じであった為、投資信託をやめて株取引に変更することにしました。

そうして本格的に2016年に始めた株取引ですが、勉強不足であったことや投資の基本である「損切り」の決断ができなかった為、ひどい目に合うことになります。

株取引の記事をブログで書こうと思った理由

私はブログ運営を始めたのが2017年6月からなのですが、現在まで「株取引」に関して記事として取り上げてきませんでした。

株取引なんて記事のネタとして最高なのに。なんでブログで書かなかったの?

何故株取引を記事のネタにしなかったかというと、「記事に書くことが出来ないほど触れたくはなかった事実」であったからです。

株取引は記事のネタとしては良いものなのですが、その時に抱えていた含み損がやばすぎるもので、記憶から抹消したいぐらいの額面の含み損を抱えていました。

では、今なぜ株取引の記事を書こうと思ったかというと、最近ようやく含み損のポジションが解消されたからです。

ようやく含み損が解消されたということと、自身の失敗を戒める為に今回一連の出来事を記事にまとめることにしました。

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含み損が膨れ上がってマイナス1000万円を超えた!

私は株取引で最大で1000万円を超える含み損を抱えました。

どの株を購入して、何をすればそんなことが起きるのか不思議に思われる方もおられるかと思います。

私自身、良くわからないまま損失が膨れ上がっていったのを感じで、途中で塩漬けにして株のチャートやニュースを見るのをやめていました。

見たくないものを見ないし心理というか臭い物に蓋をする感覚だな(;´・ω・)

今はチャートを見れるようになりましたが、一時期は含み損がとんでもなくて株式ニュースも目にしないような状態で生活を送り、数か月に一度恐る恐る証券口座を確認して、損失がどうなっているかを確認していました。

ふーん、具体的にどの株をいくらで買っていたの?

そうですね、それを説明しないと伝わらないので白状しますと、私は「セプテーニHD(4293)」の株式を487円の頃に購入し、株価が下がった後に「そのうち上がる」と考えて損切りをせずにいました。

この時は一時期株価が700円まで上がったから、すぐに反発するだろうと、余剰金を全力投球する買いを行いました。

ほほう!全力とは漢気だな。具体的に何円で何株を購入したの?

はい、それはもう思い出すだけでバカだなーと思ったのですが、株価が487円の時に23000株を購入しました。

えっ…… 全力にもほどがあるだろ。バカなんじゃないの?

はい、本当にバカな株の買い方をしたと思っています。

その後株価はどんどんと下がっていく

ではその後、セプテーニHDの株価はどうなったかというと、最初にお話しした通り値下がりしていき、どんどんと含み損が膨らんでいくことになります。

しょっぱなから全力買いを行ってしまった為、ナンピン(*)する余力金がほとんどなく、チャートが右下に転がり落ちるとの同時に、私の抱える含み損が膨らんでいきました。

【難平(ナンピン)とは】
株式など相場の売買手法の一つで、買い建てた後に価格が下落した場合、下値で買い増しすることで、1株あたりの買い値を下げる手法。

ではその後、どうなったかというと以下のグラフをご覧ください(/・ω・)/

持ち株数はナンピンを繰り返したことで膨らんでおり、この時点で600万円近い含み損になっていました。

もちろんナンピンをしてはいましたが、それほど下がったところで購入はできず、ナンピン買いも下手な結果、どんどんと含み益が膨らんでいきます。

いや、さすがにこれは損切り判断だろ。ひどすぎる。

確かにそうしたいのはやまやまでしたが、「いつか上がるかもしれない」という心理が働いたと事、「損失は出したくない」という考えから、損失できずにいました。

そして、株価は少し回復することに

その後、ずっと下がりっぱなしになったわけではなく、回復の兆しが見えてるようになります。

おお!やった上がってきたー キタ━━(゚∀゚)━━!!

この時点ではナンピンを繰り返したこともあり、ポジションは451円で37100株という状態になっていいました。

とはいえ、37100株も持つのは怖いと考えて、損失はまだ残っていたのですが、この時株を売却することにします。

いやー、損失は出たけど含み損をきれいに解消できて良かったね。

そう思うでしょ… この時私はさらにバカな判断を下すことになります。

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もしかしたらこのまま右肩上がり上がるかも…

一時期は300円を切った株価が回復して430円ほどまで上がったことで、含み損もだいぶ解消されたのですが、もしかしたらこのまま右肩上がりに株価が上昇して700円くらいを付けるかもしれない… そんなことを考えていました。

とはいえ、この時に含み損がまだ残っていはいましたが、損失を減らすために、損切りで2000株ほどを処分します。

えっ?たった2000株だけ?20000株じゃなくて?

はい、損切りで生まれる「損失の確定」を嫌ったことと、「ここからは上がるかもしれない」という心理が働き、その後もセプテーニHDの株を持ち続けることになります。

株価が右肩上がりに伸びていく… そんな風に思った時期がありました(;´・ω・)

結果どうなったかというと、絵にかいたような失敗を繰り返すことになり、株価は今度は突然の下落を始め、今までに無かった151円という安値を付けるようになります。

うーん、これは酷い… この時の含み損はいくらなの?

はい、この時点でのポジションは451円で35100株を持っており、株価が3分の1になったわけなので約1000万円を超える含み損となりました。

これは死ねる… この時は何もする気がしなかったんじゃないの?

そうですね、株のことを考えると気が滅入りましたが、この時ブログ運営を行っていたことで気がまぎれたことや、株の損失がありつつも「まーしゃーないか」という気持ちで、逆に開き直っていた感じです。

私は心理学や哲学の本を好んで読んでいたということもあり、こうした心理状況でも意外と毎日を過ごすことが出来ました。

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良くこんな状況だったのにブログ更新してたね。マジですごいわ。

そうですね…私も本当にそう思います。とはいえ、この時はさすがに株取引をネタにブログ記事を書ける余裕はなく、株について記事にすることをタブーに感じていたので、完全な平常心とは言えませんでした。

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転職して給料が上がったことで再びナンピンを始める

持ち株の株価が低迷していたころに、私は将来のことをいろいろと考えた結果転職活動を始め、無事に転職に成功することになります。

詳しくはこちらの記事で触れています。

給料を上げる転職!自分の市場価値を知るメリットと将来性のある転職を行う方法転職や職種を変更するというのは勇気がいるものですが、私はそうした転職や職種の変更を何度も繰り返し、本日に至っており、結果としては良い経験を積んで、今やりたい仕事をして充実した生活を送れています。 世の中の転職に関する考え方の変化や、私が転職を積極的に行おうと考えるようになったきっかけについてお話したいと思います。...

転職後は収入が増えたことや、将来の見通しが明るくなり、またブログ運営で稼いだお金を使って再び、下がりに下がったセプテーニHDの株をナンピンします。

こうしたナンピンを繰り返して株の平均取得金額が下がり、そして株価は底を打って回復し始めます。

おお!やったやん!この時の含み損はいくらなの?

株価が一時的に急騰したタイミングで全てのポジションを売り抜けて、現在はセプテーニHDの株を全て売却済みです。

結果的に含み損は解消されて含み益が生まれるまでになり、最終的には2年越しでプラス50万円ほどで株を処分することが出来ました。

私が犯した株取引の失敗の数々

株取引には様々な鉄則がありますが、私はそうしたルールを守らず取引すると痛い目に合うということを学ぶことになりました。

特に私が今回の株取引で失敗したのは以下の点になります。

  • 一つの銘柄に一点集中して購入した。
  • 株の購入タイミングを分散しなかった。
  • 株価の下落が明らかなのに損切りが出来なかった。
  • 「まだ上がる!」という根拠のない妄想で売却チャンスを逃した。

株取引のルールというのは人それぞれあるでしょうが、昔から言われている「卵は一つの籠(かご)に盛るな」という鉄則を無視したことから始まった出来事で、資産を2年間完全に塩漬けにさせてしまうことになります。

株取引における鉄則はいろいろとありますが、先人の知恵はしっかりと学ぶことが重要であることを思い知らされる出来事でした。

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最後に

ここまで株取引で含み損が1000万円まで膨れ上がったことについてお話ししてきました。

含み損があるときは「含み損が無くなったらバイク買うんだ!」とか考えていましたが、いざ含み損がなくなったところ、特に購買意欲がわかなくなりました。

また、一時的にも資産がマイナス1000万円という状況で毎日を送ったせいか、不思議とお金に対する耐性が付いたことで、お金にまつわる事でそれほど動じなくなりました。

ちなみに私は家計を自分で管理していることもあり、株式投資していることは家族に内緒でやっていたので、含み損が一時期マイナス1000万円になったことがバレなくて良かったと思います。

おお、怖い怖い…

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