健康

断酒したら鬱になる?!断酒を6年を続けたことで分かった”心の二日酔い”について

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こんにちはユレオです。

数あるブログの中、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」をご覧いただきありがとうございます。

私は6年前に断酒を始めてから、現在も問題なく続けておりお酒を1滴も飲まない生活を送っています。

思えば6年前の正月明けの2015年1月10日に断酒をスタートして、羽陽曲折しながらも継続出来ているわけですが、断酒を始めて最初の1年間は精神的に不安定な状況が続きました。

しかし断酒1年が過ぎたあたりから、次第に精神が安定するようになり、その後は大きな問題もなく断酒を続けることが出来ました。

私は断酒を始めた最初の1年間がとにかく様々なことで苦しんだのですが、そうした苦しみを超えた後には安定するようになることをお伝えすることで、現在断酒を継続している方に対して参考になればと思い、記事にまとめることにしました。

本日は断酒を継続的に続けられている方が苦しむことになる「断酒うつ」について、私の経験のお話しと断酒に成功するきっかけとなったお話をしたいと思います。

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寝酒は危険!お酒を飲むと睡眠の質が下がる

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お酒を飲む理由は人それぞれありますが、中には「ぐっすり寝る為にお酒を飲む」という方もおれます。

お酒を飲むと眠くなることから、就寝前にお酒を飲む行為である「寝酒」する方がいますが、お酒を飲むことで脳は興奮状態になる為、実は寝酒をすることで睡眠の質は下がります。

寝酒などの就寝前の飲酒は翌朝に「抑うつ」「不機嫌」「意欲低下」「自己嫌悪」といった独特の心理状態をもたらし、こうした状態は”心の二日酔い”と言えます。

通常、二日酔いというのは身体に現れるものですが、精神的な面でも二日酔いの影響はあるわけで、皆さんも一度は経験をされているのではないでしょうか?

”心の二日酔い”は うつ病に似た症状を示し、アルコールに依存している方は、お酒を飲んだ翌日だけではなく、継続的に続くこともあります。

そしてアルコールに対してどれくらい依存しているかにもよりますが、お酒をやめたとしても年単位でうつ病の症状が現れることがあります。

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お酒をやめると鬱になる?「断酒うつ」とは何か?

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この記事をご覧になられている方の中には、現在「禁酒」や「断酒」に取り組んでいる方がおられるかと思います。

現在「禁酒」や「断酒」に取り組んでいる方であれば、一度は耳にしたことがあると思うのですが、”断酒うつ”というものをご存知でしょうか?

断酒を始めた直後は早期離脱症状が現れますが、断酒後2.3日から1週間ほどの間に「小離脱」「大離脱」と呼ばれる後期離脱症状が現れます。

こうした離脱症状の内容は「手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴」など様々あります。

【アルコール依存症による離脱症状】
早期離脱症状は飲酒を止めて数時間すると出現し、手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚(虫の幻など)、幻聴などがみられます。後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現し、幻視(見えるはずのないものが見える)、見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)、興奮などのほかに、発熱、発汗、震えがみられることもあります。
そして患者さんは、離脱症状による不快感から逃れるために、さらに酒を飲み続けることになってしまいます。

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引用元:引用元:アルコール依存症治療ナビ.ip

離脱症状は2週間もするとお落ち着いてくるのですが、それ以降もお酒をやめたことによる離脱症状からの回復時期に”うつ病”のような症状が出ることがあります。

私は断酒後に不眠症になった為、心療内科に通ったことがあるのですが、その時の診断結果は「不眠症」「うつ傾向あり」とされました

断酒うつとは「遷延性離脱症候群」のことである

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私の場合はお酒をやめたことが引き金となっており、原因は「離脱後症候群」によるものだと説明を受けました。

「離脱後症候群」とは

遷延性離脱症候群(せんえんせいりだつしょうこうぐん、protracted withdrawal syndrome)、急性離脱後症候群(Post-acute-withdrawal syndrome:PAWS)、離脱後離脱症候群(post-withdrawal withdrawal syndrome)とは、アルコール、オピエート、ベンゾジアゼピン系、抗うつ薬また他の物質からの離脱後に生じる、一連の持続的な症状である。離脱の急性期の後に、急性期よりも弱い水準で半年程度まで持続する。1年以上にわたって持続すると言及される場合もある。妊娠中に依存性物質を使用した母親から生まれた赤子は、この急性離脱後症候群が生じることがある。

引用元:遷延性離脱症候群 – Wikipedia


離脱後症候群を簡単に説明をすると、脳には神経伝達物質というものがあり、神経伝達物質は人間の精神や感情、睡眠といった重要な機能に深く関わっています。

断酒を行うことで、これまでお酒(アルコール)を飲むことで定期的に供給されていた神経伝達物質が体に入ってこなくなったことで、脳内の感情バランスが崩れて”鬱”の状態になるわけです。

このような症状は「お酒」や「たばこ」といった依存しているものを突然やめたときに、慢性的な不安感や絶望感、不眠や食欲の増減、集中力の低下等、心身共に様々な不調が現れます。

断酒うつの症状が出るということはまじめに断酒を取り組んでいる証拠

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通常のうつ病と異なり、断酒によるうつ病の症状は原因がはっきりとしているので、断酒や禁酒を継続して、いずれ脳の働きが正常化すると、正しく神経伝達物質が分泌されるようになる為、自然と回復します。


回復にかかる時間は個人差はあるようですが、私はおおよそ断酒を始めてから1年近くかかりました。

私が経験した断酒うつの症状と期間

精神的な落ち込みや情緒不安定な状態(断酒後2ヶ月目~8ヶ月目)
不眠症(断酒後3ヶ月目~10ヶ月目)

断酒うつになるのは大変苦しいことですが、これまではお酒にもたらされていた神経伝達物質が影響して、脳内で正常に神経伝達物質が作られなくなっていることが原因で起きているため、脳の機能が正常化することで自然と回復するようになります。

この期間は個人差がありますが、場合によっては回復に年単位の時間がかかることもあります。

アルコール依存症の私が断酒に成功した方法について

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先にも少し触れましたが、私は現在はすっかりお酒をやめており、断酒6年目となりました。

私はお酒をやめる直前に、アルコールが身体的にも精神的にも良くないものであることが書かれた書籍を読み漁ったことで、お酒で生じる問題について理解を深めました。

そうした事前の知識もあったことから、私は断酒を成功させるためにかなり思い切った行動を取り、6年前の1月10日にアルコール外来に通い断酒のための薬を処方してもらいました。

昔から抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」は存在しますが、近年新しい断酒の為の薬である「レグテクト」が登場し、私はこの「レグテクト」を使用し、断酒の苦しみを軽減しました。  

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【レグテクトとは】

レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

引用元:レグテクト

このレグテクトという断酒薬の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、「お酒を飲みたい」と思う気分を抑えてくれます。

またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすく飲みやすいという点があります。

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レグテクトはシアナマイドやノックビンの抗酒剤のような身体的な影響が無い為、お酒を飲んだとしてもアルコールの分解が阻害されることは無く苦痛を味わうことはありません。

そのため身体的な抑止力が働かないので為、「お酒をやめる」と強い意志を持っていない人には全く効果が無い薬ですが、お酒を自身でやめたいと考えている方には体への負担が大変少なく、自然にお酒から距離を置くことができる薬で私にはピッタリでした。

飲酒欲求を抑える断酒の薬「レグテクト」はどこで購入できるのか

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この断酒薬であるレグテクトですが、街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール外来に行って処方してもらうか、個人輸入で購入するといった方法で手に入れることができます。

私はレグテクトを最初は、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらいました。


流れとしては病院のアルコール依存症専門外来に行き「断酒したいのでレグテクトください」と言えば処方してもらえますが、医師の診断の結果が「レグテクト」が最適でないと判断した場合はその限りではありません。

先ほどもお話しましたが、「レグテクト」は本人の断酒の意思が無いと効果が薄いからです。

私は自らアルコール依存症専門外来に行って診察を受けたこともあり、医者が「自分の意思でアルコール依存症専門外来に来られるというのは大変珍しい」とおっしゃっていました。

飲酒欲求を抑えて断酒に役立つ薬、「レグテクト」のお値段は?

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断酒薬であるレグテクトですが、2013年から日本で発売されるようになった比較的新しい薬ということもあるのか、「新薬(先発医薬品)」はお値段がそこそこします。

私が病院にて処方してもらった際には、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円

薬代だけでいうと自己負担が1日200円で、保険が効かなかったら1日600円ちょっとといったところでかなり高額です。

私は1ヶ月分処方してもらいましたが、処方された薬が「新薬(先発医薬品)」であったため、かなり高めのお値段でしたが、これを飲むことで酒をやめられると思えば安いものと考えました。

飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

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レグテクトを飲んだ感想は、素直に飲酒欲求がなくなる感覚があり薬の効果は感じられました。

「レグテクト」を飲むと今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家についていつもなら晩酌したいと思う状況で不思議と飲酒欲求が湧かなくなりました。

もちろん飲酒欲求が湧かないだけで飲むこともできるのですが、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に例えると以下のような感じです。

空腹時は「食べたい!」と思うが、満腹時は「食べたい!」と思わないのと同じで、レグテクトを飲むとお酒を目にしても「飲みたい!」と思う気分が湧きあがらず、飲酒欲求が抑えられる。

ただ、これは私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかというと難しいところですが、私はレグテクトの効果と恩恵をしっかりと体感することが出来ました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

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私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、病院で処方してもらう薬は保険が利くとはいえ「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、2回目以降は購入代理店でレグテクトを手に入れました。

日本では珍しい一部のサプリメントや健康食品を購入代理店で購入できるのは知っていましたが、アルコール依存症の治療薬であるレグテクトも購入できるのを知り驚きました。

購入代理店での値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できたことや、飲み比べても差はなくてしっかりとレグテクトとしての効果を感じました。

ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽で、私は初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

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最後に

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ここまで断酒を継続的に続けられている方が苦しむことになる「断酒うつ」について、私の経験のお話しと断酒に成功するきっかけとなったお話しをしました。

お酒をやめようと考えている方や、今まさに「禁酒」や「断酒」を行っている方はお分かりだと思いますが、”お酒を飲まない生活”を送ることは大変難しくて苦しいものです。

”お酒を飲まない生活”が難しくて苦しい理由は、脳がお酒に依存していることが原因で、依存状況を脱しなければ改善することはありません。

お酒に限らず一度何かに依存すると抜け出すのは難しく、「酒」や「たばこ」というものは薬物と同様に依存性が高いものです。

私は断酒をして様々な苦しみを経験しましたが、心療内科に通ったりアルコール外来で断酒薬を処方してもらうなど、利用出来るものはすべて利用して今に至ります。

病院などを利用することで断酒の苦しみは緩和できることから、医療機関に相談するのは、非常に良い手段だと思います。

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