断酒

飲酒習慣は脳と体に刻み込まれている。アルコール依存症の有効な対策は「一生飲まない事」。

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断酒が続けるうえで厄介なのは何でしょうか。

ユレオは飲酒習慣だと思います。

「えっ飲酒習慣?今飲んでないなら関係ないのでは?」


という声が聞こえてきそうですが、飲酒習慣のどこが厄介かというと、習慣として脳や身体に刻み込まれていることが問題なんです。

習慣を辞めるむずかしさ

例えば、明日から食事の後に歯を磨くのをやめろと言われたり、土足で家の中で過ごしてくださいと言われても困るかと思います。


何で困るかというと「歯磨き」や「土足厳禁」を生活習慣として定着しているからです。

では飲酒習慣で何が困るのでしょうか。

今まで食事の時や、眠る前にお酒を飲んでいたとすると、食事時にお酒が無かったりすると、食事の満足感が得られなかったり、寝る前にお酒を飲まずに寝ようとすると、「眠る儀式」をしてない気分になり寝付けないということが起こります。

あなたは今から土足で生活できる?

飲酒習慣は脳や身体に刻み込まれおり、簡単には直りません。

たとえ断酒を続けてたとしても「飲酒習慣の禁止」による心理的な不安は


簡単に消えるものではないです。

もし試しに土足で1週間平然と生活を送れるなら、あなたはいつでもすぐにお酒を断つことが出来ると思います。

自転車の乗り方をなぜ忘れないのか

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飲酒習慣は長年かけて脳と体に記憶されているので、消すのは難しいと思います。

本来であれば習慣化する前に止めてしまえばいいわけですが、5年10年と晩酌していた人間にはもはや手遅れです。

アルコール依存症の有効な対策は「一生飲まない事」です。


例え10年断酒していたとしても、一度スリップ(酒を飲んでしまうこと)してしまうとすぐに元の飲酒量に戻ります。

子供のころに自転車に乗れるようになった人が、10年ぶりに自転車に乗っても問題なく乗れるのと同じで、一度身についた習慣は無くなることはありません。

一生付き合っていくしかないわけです。

習慣はなくせないが増やすことはできる

そういうわけで飲酒習慣をなくすのではなく、別の習慣を上書きすればいいのです。

例えば食後にアイスを食べて別の満足感を得たり、就寝前にホットミルクを飲んで気持ちを落ち着かせるとかこれまでの飲酒習慣に代わる何かを習慣化してしまうことで脳を騙して「飲酒習慣の禁止」に心理的な不安をごまかすのをお勧めします。

最初はごまかしですが、そのうちごまかさずとも新たな習慣になれて、気にならなくなります。

お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

 

また、自分自身がお酒に対して遺伝的に強いのか弱いのかというのは知っておくことはお酒と正しく付き合う一つの目安になるので、気になる方は自身のアルコールに対する強さを一度調べてみてはいかがでしょうか。

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