こんにちはユレオです。
皆さんは将来に備えた資産運用などを行われていますか?資産運用といっても種類があり、株式投資や投資信託など様々です。
国も最近は個人の資産形成の為に積極的に支援しており、確定拠出型年金 iDeCoや、少額投資非課税制度 NISAなどが登場して、一般の方にでも投資が出来るようにハードルを下げています。
私はこれまで「株式投資」「投資信託」「FX」「先物取引」など様々な投資をしてきましたが、昨年ロボアドバイザーによる個人資産運用サービスのウェルスナビ(WealthNavi)を始めました。
私はウェルスナビ(WealthNavi)については概ね内容を理解しているつもりですが、もっと詳しいく知りたいと考え、先日ウェルスナビ(WealthNavi)が主催する資産運用セミナーに参加してきました。
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本記事の内容
- ウェルスナビはどのような資産運用商品なのか。
- 中長期的な資産形成に最適な運用方法とは。
- 大阪で行われた資産運用セミナーに参加してきた感想。
本記事ではWealthNavi(ウェルスナビ)の特徴や、中長期的な資産形成に最適な運用方法について解説しています。
また、WealthNavi(ウェルスナビ)をすでに利用している方に向けた資産運用セミナーに参加してきた感想を記事にまとめています。
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そもそも「WealthNavi(ウェルスナビ)」がどのようなサービスなのかご存知ない方もおられるかと思います。
WealthNavi(ウェルスナビ)はウェルスナビ株式会社が運営する投資信託の一つとなります。
ただ、これまでの投資信託とは異なり、国際分散投資を自動運用するロボアドバイザーによる個人資産運用サービスで、「長期・積立・分散」を効率よく行う投資信託と言えます。
先ほど少し触れましたが、国は個人の資産形成の為に、確定拠出型年金 iDeCoや少額投資非課税制度 NISAなどの個人資産運用の制度を始めました。
金融庁が奨励する中長期の個人資産運用は以下のように定義しています。
リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効。
WealthNavi(ウェルスナビ)は上記のグローバルな分散投資を個人で手軽に行えるようにしたサービスで、理想的な資産運用をAIを使って運用を行います。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」はウェルスナビ株式会社が運営する国際分散投資を自動運用するシステムで、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動で行うロボアドバイザーサービス「WealthNavi」を一般向けにリリースしたサービスです。
ウェルスナビ株式会社は2015年4月に創業された若い会社ですが、金融庁が奨励する「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効」という理想的な資産運用をAIを使って行います。
「グローバルな投資」「投資時期の分散」「長期的な保有」といったことを個人で管理するのは大変労力が必要で、また多くのことを学ぶ必要がありますが、そうった内容を「WealthNavi(ウェルスナビ)」はAIを使って自動で行ってくれます。
個人で将来を見据えた資産運用をするというのは、世界情勢の動きを見たり、今後の経済発展を予測するといった様々な勉強をしなければなりません。
もちろん勉強はせずとも金融機関にお金を預けて資産運用する「投資信託」は数多くありますが、グローバルに対応して高度な金融アルゴリズムを使った資産運用サービスは手数料が高くて、これまで一部の富裕層や機関投資家などが利用するに留まったものでした。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」はそういった特別だった金融アルゴリズムをテクノロジーの力で、誰もが世界水準の資産運用をできるようにしたものであり、相場の動向に惑わされずに、代わりに資産運用を自動で行ってくれます。
投資信託を始め、ロボアドバイザーが最適な資産運用を行うためには優秀な金融アルゴリズムが必要となります。
WealthNavi(ウェルスナビ)はノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムを使用しており、ユーザーが求める資産運用リスクに合わせた最適な運用を自動で行ってくれます。
例えばリスクを嫌い安定に運用を行いたい方と、リスクを取ってでも資産を増やしたい方とでは、違った運用になり、ユーザーに合わせたポートフォリオ(資産の組み合わせ)を作成してくれます。
WealthNavi(ウェルスナビ)を始めるには6つの質問に答えるだけで、ユーザーに合わせた投資の運用プランを提案してくれます。
本来、投資プランであるポートフォリオを作るのは難しいものなのですが、WealthNavi(ウェルスナビ)は6~7つの海外上場ETFを通じて、世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資し、またその中には世界を代表する会社の株式も含まれます。
こうした「グローバルな投資」や「投資時期の分散」は長い目で投資を続けることで、世界経済の成長率を上回るリターンを得ることも可能です。
また発注や積立もWealthNavi(ウェルスナビ)が自動で行ってくれることや、資産の状況が変化してポートフォリオの見直しが必要になったとしても、投資の知識が足りないくてリバランス(資産のバランス調整)に迷うようなことなく対応してくれます。
手数料が1%だが同様レベルの投資信託に比べると安い
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は年率1%となっています。(3000万円を超える場部分は0.5%)
これは同レベルのグローバルに分散投資する投資信託の1400種類の信託報酬が平均1.12%と考えると、特別高くは無くて、むしろ平均より少し安いくらいの手数料となっています。
手数料についてはお得感があるわけではないですが、投資を行うユーザーごとに合わせた内容で分散投資してくれるということを考えると破格の手数料で、同様のサービスをこの手数料で提供してくれるものはほとんどないのではないかと思います。
WealthNavi(ウェルスナビ)の最大メリットは「投資に対して知識がない方」でも「将来どれくらいお金を貯めたいか」という目的に合わせて最適なポートフォリオを作成してくれることと、幅広く資産運用を行い「グローバルな投資」「投資時期の分散」「長期的な保有」を行ってくれることです。
手数料は年率1%となってはいますが、国が奨励する中長期資産運用の定義を満たしており、これから金融や資産運用を勉強するという方は少額からも始められるところがうれしいです。
●ユーザーの目的に合わせた資産運用が手数料1%で行える
●素人でも「グローバルな投資」「投資時期の分散」「長期的な保有」が行える
\スマホで世界水準の資産運用が行える/
私は2019年7月中頃よりWealthNavi(ウェルスナビ)で資産運用を始めており、基本的には積み立て投資を続けてきました。
2020年2月の時点で202万円を運用しており、運用益は\168,642と+8.35%になっており、運用を開始して1年を経過していませんが期待値とする4%~6%を大きく上回っています。
また、毎週週末に当ブログにてWealthNavi(ウェルスナビ)の資産運用状況を記事で公開しています。
そんなWealthNavi(ウェルスナビ)ですが、既にウェルスナビ(WealthNavi)を利用している方に向けた資産運用セミナーがあったので、より詳しい話を聞きたいと思い参加してきました。
月1回各地で行われているセミナーに参加してきた
私は今回大阪梅田でWealthNavi(ウェルスナビ)が主催する90分のセミナーに参加してきました。
このセミナーは既にWealthNavi(ウェルスナビ)を使って既に資産運用を行っている方に向けた内容で、大阪では月1回セミナーを行っているようです。
セミナーのテーマは「資産運用」となっており、WealthNavi(ウェルスナビ)の資産運用の仕組みをより詳しく解説したり、幅広く資産運用を行う「グローバルな投資」「投資時期の分散」「長期的な保有」がなぜ有効であるかを、具体的な事例を基に解説してくれました。
話の中で大変興味深かったのはノルウェー政府による年金基金が「グローバルな投資」「投資時期の分散」「長期的な保有」の運用を行い、この21年間で資産が3倍にしているというお話しや、中長期的な資産運用に適した資産の内訳がどういった内容なのかを知ることが出来たことです。
現在「アメリカ株」は非常に勢いがある投資銘柄で、この10年間は右肩上がりにの伸びています。
かねてから「なぜWealthNavi(ウェルスナビ)のアメリカ株の比率が3割程度なのか」という疑問について私も感じていたのですが、会場の方から同様の質問があり、それに対する答えを聞くことが出来ました。
WealthNavi(ウェルスナビ)は様々な金融リスクを事前に織り込んポートフォリオを構成しており、今現在はアメリカ株は非常に良い動きをしていますが、10年以前はむしろ運用成績が悪い金融商品でした。
半年で5%以上の大きな変動がある場合は、ポートフォリオを再構成するそうですが、WealthNavi(ウェルスナビ)では安定して年利6%前後のリターンを目指しており、そうしたリスクを考慮した結果現在の比率となっていという説明を受けました。
この他、私が知りたかったWealthNavi(ウェルスナビ)の細かな運用方法や、ポートフォリオのリスク変動を行うタイミングなども詳しく説明を受けました。
あと、時事的なお話しで、現在中国で感染が拡大しているコロナウィルスによる新型肺炎についてですが、こうしたリスクによる株価下落や市場の縮小についてもWealthNavi(ウェルスナビ)は事前に組み込んでおり、一時的に総資産額が下がったとしても、中長期で見た時に年利6%のリターンが得られる運用を目指しているとのことで、今回のコロナウィルスによる問題は「想定のリスクの範囲」という説明を受けました。
短期的な資産運用と中長期的な資産運用ではリスクに対する考え方が異なり、一時的な市場の下落はグローバルで10年を超えるような長期の資産運用の中では、想定の範囲である理由を詳しく学ぶことが出来ました。
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最後に
ここまでウェルスナビ(WealthNavi)についてと、ウェルスナビ(WealthNavi)が主催する資産運用セミナーに参加したお話しをしてきました。
今後日本では年金が満足のいく金額をもらえる可能性が低くなっており、個人での資産運用が求められるようになっています。
しかし、株式投資やFXといったリスクのある金融商品は、勉強をせずに始めると素人だと痛い目にあうことがあります。
リスクを避けつつも安定したリターンを得るには中長期的な資産運用が最適で、手間をかけずに始められるWealthNavi(ウェルスナビ)は、これから資産運用を学びたいという方には最適な資産運用サービスと言えます。
WealthNavi(ウェルスナビ)はスマートフォンで手軽に始められることや、月1万円からの投資で始められるので、資産運用の勉強を始められる方にはおすすめだと思います。
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