皆さんはQOL(クオリティ オブ ライフ)を向上させるために何か意識していることはありますか?
QOLというのは「生活の質」のことで、生きがいなどの意味で使われており、簡単に言葉に置き換えると”人生の満足度”になります。
人生を送るうえで満足度を向上させる方法はいろいろとありますが、効果が大きいのは「日常的に使うもの」に対して投資をすることになります。
例えば、毎日料理を作る際に必ず使う包丁を良いものに変えたり、毎日触れるスマートフォンを最新機種に変えたりすることは、QOLを向上させるうえで効果が大きいと言えます。
そうしたQOLの向上の一環で、私は自宅のインターネット環境を快適にするために「中継器」を導入することにしました。
本日はIEEE 802.11ax Wi-Fi 6に対応し、メッシュ環境が簡単に構築できる中継器「TP-Link RE900XD」のレビューについて記事にまとめています。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 「TP-Link RE900XD」の特徴について。
- 「TP-Link RE900XD」のスペックについて。
- 「TP-Link RE900XD」を使ってみた感想。
本記事では自宅の隅々までWi-Fi電波を届けてくれる中継器「TP-Link RE900XD」の特徴や使用感などの感想をまとめています。
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TP-Link RE900XDの特徴について
「TP-Link RE900XD」はティーピーリンクジャパン株式会社が発売しているWi-Fi 6中継器で、以下のような特徴を持っています。
- 8ストリームに対応、合計6000Mbpsの超高速接続を実現。
- 一般的な80MHzでの接続と比べて2倍のネットワークスピード。
- フルギガビットポート搭載で安定した高速接続が可能。
- 接続端末が移動しても通信状態を可能な限り維持するシームレスローミング。
- 接続端末が多くても快適なストリームを提供。
- スマホアプリTetherに対応。
「TP-Link RE900XD」はAmazonで15,900円(2023年2月)の値段で販売されています。
「TP-Link RE900XD」はビームフォーミングに対応したハイスペックな中継器で、自宅のWi-Fi電波が届きにくい場所にもしっかりと電波を届けてくれます。
そして、現在一般的に販売されているWi-Fiルーターの規格であるIEEE 802.11ax Wi-Fi 6に対応しており、最新のパソコンやスマートフォンで最大限のパフォーマンスを発揮してくれます。
Wi-Fi 6対応中継器「TP-Link RE900XD」のスペック
Wi-Fi 6対応中継器「TP-Link RE900XD」ですが、スペックについて特筆すべき点を書き出してみました。
ワイヤレス | |
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動作モード | 中継器モード/アクセスポイントモード(ブリッジモード) |
ハードウェア機能 | |
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ポート | 2.5Gbpsマルチギガポート×1 ギガビットポート×2 |
ボタン | WPSボタン、Reset(初期化)ボタン |
入力電力 | 100-240V~50/60Hz |
消費電力 | 23W |
ワイヤレス機能 | |
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ワイヤレス規格 | IEEE 802.11a/n/ac/ax 5GHz, IEEE 802.11b/g/n/ax 2.4GHz |
周波数範囲 | 2.4GHz及び5GHz |
信号レート | 2.4GHz:1148Mbps/ 5GHz:4804Mbps |
受信感度 | 5GHz: 11ax HE20 MCS0:-93dBm, 11ax HE20 MCS11:-62dBm 11ax HE40 MCS0:-90dBm, 11ax HE40 MCS11:-59dBm 11ax HE80 MCS0:-87dBm, 11ax HE80 MCS11:-56dBm 11ax HE160 MCS0:-84dBm, 11ax HE160 MCS11:-53dBm 2.4GHz: 11ax HE20 MCS0:-95dBm, 11ax HE20 MCS11:-64dBm 11ax HE40 MCS0:-92dBm, 11ax HE40 MCS11:-62dBm |
ワイヤレス機能 | LEDコントロール アクセスコントロール 電源スケジュール Wi-Fi範囲設定 |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA-PSK2/WPA3 |
送信パワー | FCC: 2.4GHz < 30dBm, 5GHz < 30dBm, 6GHz < 30dBm |
その他 | |
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認証 | FCC, RoHS |
パッケージ内容 | RE900XD本体 電源アダプター LANケーブル スタンド かんたん設定ガイド |
システム要件 | Microsoft Windows 98SE, NT, 2000, XP, Vista™ or Windows 7, 8, 8.1, 10, MAC OS, NetWare, UNIX or Linux Internet Explorer 11, Firefox 12.0, Chrome 20.0, Safari 4.0等のJavaが利用可能なブラウザ |
動作環境 | 動作温度: 0℃~40℃ (32℉ ~104℉) 保存温度: -40℃~70℃ (-40℉ ~158℉) 動作湿度: 10%~90% 結露を避けてください 保存湿度: 5%~90% 結露を避けてください |
「TP-Link RE900XD」にはマルチギガポートとギガビットポートが付いており、デスクトップPCやゲーム機など有線接続が奨励されている機器に対しても、しっかりとした接続環境を提供してくれます。
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Wi-Fi 6対応中継器「TP-Link RE900XD」の開封の儀
それでは早速「TP-Link RE900XD」の開封の儀を始めたいと思います。
「TP-Link RE900XD」は中継器としては結構大きく、箱もそれなりのサイズです。
箱から取り出したところ「中継器本体」「スタンド」「ACアダプター」「取扱説明書類」「LANケーブル」が入っていました。
「TP-Link RE900XD」はビームフォーミングに対応したアンテナを内蔵したデザインで、設置スペースに合わせて縦置きでも横置きでも設置できるようになっています。
それでは「TP-Link RE900XD」を細かく見ていきたいと思います。
6方向それぞれの見た目はこのような感じです。
【右側面/右側面】
左から順に「Reset」「LANポート(No.01~02)」「2.5Gbps マルチギガポート×1」「Power」が付いています。
【底面/上面】
底面と上面には廃熱するための構造になっているようなので、この面はふさがないように設置する必要がありそうです。
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Wi-Fi 6対応中継器「TP-Link RE900XD」を設置
それでは「TP-Link RE900XD」を接続して中継器として使いたいと思います。
納戸にTP-Link のWi-FIルーターを設置していることから、リビングのWi-Fiの電波をカバーするために、テレビボードのそばに「TP-Link RE900XD」を設置しました。
接続方法については、付属のマニュアルに従いスマホアプリ「Tether」で設定を行います。
「TP-Link RE900XD」を接続する前の速度と、「TP-Link RE900XD」を中継器として設置した後で速度を比較したいと思います。
結果としては以下のようになりました。
【TP-Link RE900XDの設置前と設置後のネットワーク速度】
設置前 | ダウンロード:16.7Mbps アップロード:19.6Mbps |
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設置後 | ダウンロード:69.4Mbps アップロード:91.2Mbps |
「TP-Link RE900XD」を設置したことで、リビングや庭でも傍にWi-Fiルーター本体があるような感覚で接続してくれるようになりました。
ただ、もともと私のマンションはインターネット環境が良くないことから、ネットワーク自体の速度は頭打ちとなっています。
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最後に
ここまでIEEE 802.11ax Wi-Fi 6に対応し、メッシュ環境が簡単に構築できる中継器「TP-Link RE900XD」のレビューについて記事についてまとめました。
TP-LinkのOneMesh対応Wi-Fiルーターをお持ちの方であれば、メッシュ環境が簡単に構築できるため、スマートフォンアプリをインストールして簡単な設定を行うだけで、接続環境が構築できます。
「TP-Link RE900XD」は中継器として少し大きい気がしますが、アンテナといった飛び出した部分が無いことや、横置きや縦置きに対応しており、設置場所を選びません。
「TP-Link RE900XD」は価格もAmazonで15,900円(2023年2月)で販売されているので、中継器をお探しの方は是非ご検討ください。