断酒

お酒をやめると性格が変わる|断酒をして怒りにくくなり性格が穏やかになった【実体験】

スポンサーリンク


f:id:soul-vibration:20180209211224j:plain

こんにちはユレオです。

私はこれまでブログにて断酒を続けていることを公言しておりますが、本日断酒2280日目を迎えております。

お酒をやめることで様々な「身体的な恩恵」があることについては、これまで何度か記事にしてきましたが、本日はお酒をやめる事で「精神的な恩恵」があることについてお話できればと思います。

ただ、お酒をやめることで得られる「精神的な恩恵」はお酒をやめて半年程度では得られず、私は断酒1年半ほど経過してようやく恩恵に気が付くことができました。

お酒をやめたことで得られる「身体的な恩恵」は3か月もすれば実感できましたが、「精神的な恩恵」はお酒をやめて1年半ほど経過するま実感することがなく、断酒による「遷延性離脱症候群」の影響が出たりするなど厳しい状況が続きました。

遷延性離脱症候群(せんえんせいりだつしょうこうぐん、protracted withdrawal syndrome)、急性離脱後症候群(Post-acute-withdrawal syndrome:PAWS)、離脱後離脱症候群(post-withdrawal withdrawal syndrome)とは、アルコール、オピエート、ベンゾジアゼピン系、抗うつ薬また他の物質からの離脱後に生じる、一連の持続的な症状である。離脱の急性期の後に、急性期よりも弱い水準で半年程度まで持続する。1年以上にわたって持続すると言及される場合もある。妊娠中に依存性物質を使用した母親から生まれた赤子は、この急性離脱後症候群が生じることがある。

引用元:遷延性離脱症候群 – Wikipedia

こうしたことを考えるとお酒が完全に抜けて素面(しらふ)の状態になるには、私の場合は1年半くらいかかったという事です。

はっ?何言ってんの酒なんて半日もすれば抜けて素面になれるやん?

まあ、普通はこのような反応をするかと思います。

しかし、年単位の断酒を行った事がある方には分かると思うのですが、”本当の素面”というのは酔いがさめた状態の事ではなく、お酒に執着がなくなり精神の安定が続いて感情の起伏がコントロールできる状態です。

お酒を日常的に飲んでいる方は、この「本当の素面」の状態をお酒を飲むようになるまで経験していたはずで、お酒を日常的に飲むようになってからその感覚を忘れています。

本日は私がお酒をやめたことで、”本当の素面”として自覚できるようになった現状と、断酒することでどういった「精神的な恩恵」が得られるのかをお話したいと思います。

●スポンサーリンク


断酒1年半で気が付いた「本当の素面」とは?

f:id:soul-vibration:20180209211310j:plain

お酒に酔っていない状態を「素面(しらふ)」と呼びますが、お酒を日常的に飲んでいる方にとって1~2日お酒を飲んでいない状態は酔ってはいませんが、素面かと言えば、そうではありません。

もちろん「素面」を「体内にアルコールが残っていない」状態と定義するならば半日もすれば素面になりますが、「素面」を「脳にアルコールの影響がないか」という事で考えた場合は、1~2日どころか半年間お酒を断ったとしても影響が残っています。

そんなわけあるはずがない!半日飲まなければアルコールは全て体内から排出され、体に何の影響もないはず。

このように考える方が大半で、半日もお酒を飲まなければ素面になると考えているかと思います。

しかし、お酒をしばらくやめた後、次のように感じたり考えたことはありませんか?

  • 腹減ったー ビール飲みながらから揚げ食べたい!
  • 今日はイライラしたしストレスのかかる仕事だった…一杯飲んで帰りたいなー
  • なんかさびしい… 気分を晴らすためにお酒でも飲むか…
  • ああー今日は疲れた… 強い酒をぐっと飲みたい!

上記のような事を感じたり考えたりする時点で、脳がアルコールを求めており、「本当の素面」とは言えない状態なのです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

飲酒を習慣化して定着すると回復が難しい

f:id:soul-vibration:20180209211359j:plain

お酒を日常的に飲まれている方であれば共感いただけるかと思いますが、飲酒習慣が定着すると、「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状態になれば強い飲酒欲求が湧きます。

これらのアルコールに手を出しやすい状態を「HALT」言います。

H:HUNGY   「空腹」      腹を空かすな
A:ANGLY    「怒り」    腹を立てるな
L:LONELY   「孤独」    孤立するな
T:TIRED   「疲労」    疲れるな

こうした「空腹・怒り・孤独・疲労」になると脳がお酒を求めるようになり、人は脳の欲望に忠実に動き、自覚なしにお酒を飲むことになります。

脳が求める要望の為に自分自身をつけ動かすなんてことは信じられない!

そんな風に思うのではないでしょうか?

こうした「脳が求める事を行動として行う」というのは別の分かりやすいもので説明すると以下のようなものです。

  • 疲れたから眠る
  • 喉が渇いたから水を飲む
  • 空腹だから何かを食べたい

こうした生命維持に必要な事は”脳が本能として求める”ので、”人は自分の意志と思い込んで”行動をとり「睡眠」「水分摂取」「食事」をとります。

これは”人は脳に支配されており、意志とは関係なく行動を取る”という確かな例です。

さて、ここでお酒のお話に戻りますが、お酒とは生命維持に本来不要なものです。

しかしお酒をなぜ脳が求めるかというと、アルコールが体内に入ることで、「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されます。

「セロトニン」は「不安」「悩み」等の心理が和らぎ、普段抑え込んでいた感情を解放するのでストレスの解消になり、「ドーパミン」により「楽しい」や「幸せ」を感じるようになります。

お酒を飲むことで脳内に「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌され、その感覚を脳が記憶することで、神経伝達物質を出し続けてようと脳がアルコールを摂取させるために自分自身に「お酒が必要」と思わせてお酒を飲ませます。

それゆえ、お酒が抜けたとしてもお酒を飲みたいと感じるという事は「脳がアルコールを求める」という影響が残っており、「身体に不要な物質を取り込もうと自身を騙す」時点で本当の素面とは言えないわけです。

世の中のお酒を日常的に飲んでいる方の多くは、脳がアルコールを求めており「お酒に何らかの影響を受け続けている状態」と言えるわけです。

本当の素面では「空腹・怒り・孤独・疲労」を感じてもお酒を求めない

f:id:soul-vibration:20180209211437j:plain

私が断酒を6年間続けていますが、お酒をやめて1年半ほど経過した頃からようやくお酒への執着が無くなりました。

これは脳がお酒に含まれるアルコールから「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質を得たいと求めなくなったということです。 

しして「空腹・怒り・孤独・疲労」といった「HALT」の状態でもお酒を飲みたいと思わなくなりました。

これ以外に「精神的な恩恵」としてはっきり言えるのは「感情の起伏が非常に穏やかになった」という事です。

以前なら間違いなく怒っていた状況でも怒りを抑えられるようになり、物事を冷静に見ることが出来るようになりました。

またどうでもいいことに執着を持ち、気持ちが落ち着かないという言うような情緒不安定も無なくなり、精神的な安定度が格段に上がりました。

もしかしたらもともとお酒を飲まない方はこういった状態が普通なのかもしれませんが、私の場合は社会人になってから十数年以上「普通の状態」からかけ離れた状態で生活を送っていたことになります。

断酒をして「感情の起伏が穏やかになったと」思えるようになったのは断酒一年半ほど経過してからで、今では確実に恩恵を受けていると感じるようになりました。

スポンサーリンク

最後に

f:id:soul-vibration:20180209211537j:plain

ここまで私がお酒をやめたことで、”本当の素面”として自覚できるようになった現状と、断酒することでどういった「精神的な恩恵」が得られるのかをお話ししました。

お酒を飲んでいたころは毎日の感情の起伏が粗かったという事に気が付かされ、断酒して6年たった今は、毎日が心穏やかに過ごす事が出来るようになりました。

脳へのアルコールの影響というのはなかなか抜けるものではなく、一度身に付いた飲酒習慣は気が付かないうちに身体だけでなく精神的な部分にも影響を与えています。

もちろん世の中の大半の方がそういった状態でも問題なく生活できますが、少しでも性格を穏やかにしたいと考えている方や、些細な事に執着して集中できない状況を改善したいと考えている方は、「お酒をやめてみる」という選択は有効だと思います。

●スポンサーリンク


お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

スポンサーリンク