こんにちはユレオです。
私は10代後半から20代前半にかけてバイクに乗っていましたが、結婚を機にバイクに乗らなくなり、その後バイクを手放すことになります。
しかし、最近になって子供も成長したことで子育てに手がかからなくなったことから、昨年末スズキ(SUZUKI)のVストローム250を購入しました。
約20年ぶりのリターンライダーでしたが、バイクが思った以上に面白くて購入後1年で17,000km走っており、先日バイク屋に1年点検を受けた際も「スリップサインが出そうだからタイヤを交換した方が良い。」と言われました。
本日はバイクのタイヤ交換の時期についてのお話しで、タイヤの寿命や交換時期を判断する方法について記事にまとめています。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- バイクのタイヤの交換を判断する基準とは。
- タイヤの「スリップサイン」とは何か?
- 私がVストローム250のタイヤを交換した経緯について。
本記事ではバイクのタイヤを交換する判断材料について写真を交えながら解説しています。
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バイクのタイヤの交換時期を判断する方法
この記事をご覧になられている皆様はバイクをお持ちかと思いますが、これまでにバイクのタイヤを交換したことがありますか?
タイヤを一度でも交換したことがある方なら、大体どのようになればタイヤの寿命が来ているのかお分かりだと思います。
一般的にバイクのタイヤ交換は以下の状況になれば「交換した方が良い」と判断出来ます。
- タイヤを3〜4年使用している。
- タイヤの溝や側面にひび割れが入っている。
- タイヤにスリップサインが出ている。
バイクは基本的に走行距離によってタイヤが摩耗して交換時期が来るものですが、それほどの距離を乗らなかったとしてもバイクの保管状態が悪かったりすると、タイヤが経年劣化が進みひび割れが起こりやすい状況になります。
それぞれのタイヤを交換するケースについて詳しくご説明したいと思います。
①:タイヤを3〜4年使用している。
タイヤの交換時期としては非常に分かりやすいものとしては「タイヤの寿命」は3~4年と言われています。
何故3~4年かというと、タイヤには経年劣化に伴うひび割れを防ぐ為に、ひび割れ防止剤の油分が含まれます。このひび割れ防止剤は年数が経過すると油分が抜けてタイヤのゴムが硬化するようになり、タイヤの表面にひび割れが入るようになります。
ひび割れはタイヤ表面だけであれば問題ありませんが、タイヤの奥までひび割れが進行すると危険です。
また、タイヤは風雨にさらされない状況だったとしても劣化は進む為、ひび割れがやスリップサインが出ていない場合でも3~4年が経過すればタイヤは寿命を迎えたと言えます。
タイヤには世界各国共通で製造年週が4桁から6桁の数字で刻印されており、下4桁が製造周、下2桁が製造年となっているので、新品のタイヤを選ぶ際も出来るだけ新しいものを選ぶのをお勧めします。
参照元:https://cahoocars.net/article-1127.html
②:タイヤの溝や側面にひび割れが入っている。
参照元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/47/Weather-cracked_Tire.JPG
ひび割れはタイヤの寿命を判断する際の分かりやすいサインと言えます。
タイヤは「紫外線」「寒暖の差」「空気圧の不足」「路面の熱」「過加重」など様々な理由でゴムが劣化してひび割れを起こします。
バイクを直射日光や風雨が当たる場所で保管するとゴム製のタイヤは劣化が早まる為、乗らない時はバイクカバーをかけてやるなど対策を講じると良いです。
先ほど少しお話ししましたが、タイヤのひびは表面だけであれば大きな問題にはなりませんが、タイヤの奥までひび割れが進行すると危険です。
とは言え、ひび割れがタイヤ奥まで進んでいるかは判断が難しく、タイヤにひび割れができている時点で「そろそろ交換時期」と判断するのが無難と言えます。
基本的にはひび割れが目立つようになれば交換時期と言えますが、どうしても判断に迷う時はバイク屋に持ち込みプロの目で判断してもらうのが安全だと言えます。
③:タイヤにスリップサインが出ている。
バイクのタイヤは約5,000kmで1mm摩耗すると言われています。
新品のタイヤには約7~8mm程度の溝が掘られており、走行距離が約30,000kmを超えると「スリップサイン」が現れます。
スリップサインとはタイヤの溝の中で少しだけ浅くなっている箇所があり、その箇所の溝が無くなったら「タイヤが寿命を迎えた」という事を示すサインとなっています。
スリップサインはタイヤ側面部に「△」のマークのある外周上の溝で一部分だけ溝が浅くなっている箇所があります。
分かりにくいですが、下記の写真の赤丸の部分は他の箇所に比べて1.6mmほど溝が浅く、この箇所の溝が無くなると「スリップサインが出ている」と判断出来ます。
私の場合は残り1mmを切っており、バイク屋からはおそらく2,000~3,000km走行すればスリップサインが出ると言われました。
私の場合は走行距離は17,000kmほどでしたが、あまり車体を傾けずコーナーを曲がっていることからタイヤ中央ばかり減ってしまった為、かなり早めにタイヤが寿命を迎えることになってしまいました。
Vストローム250に適合するオフロードタイヤに交換した
私の場合は「タイヤにスリップサインが出そう。」ということで早めにVストローム250のタイヤを交換することになったのですが、せっかく交換するのですから、Vストローム250に似合うオフロードタイヤに交換することにしました。
Vストローム250に適合するオフロードタイヤの情報と、私の交換したTIMSUN(ティムソン)のタイヤに関する記事はこちらです。
TIMSUN(ティムソン)のタイヤはバイク屋ではほとんど取り扱いが無いため、Amazonで購入してバイク屋に持ち込み取り付けてもらうことにしました。
私の乗り方だとVストローム250の標準タイヤでは1年しか持たなかったので、オフロードタイヤにしたことで今後どうなるかを見守りたいと思います。
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最後に
ここまでバイクのタイヤ交換の時期についてのお話しで、タイヤの寿命や交換時期を判断する方法について記事にまとめました。
タイヤはバイクが地面と接する重要な部品である為、しっかりとしたものを選びたいですし、消耗品と認識してタイヤの状態を常に確認するようにしたいところです。
毎回乗るたびに確認するのは難しい場合は、洗車の際にタイヤに異常がないかを確認して、給油の際は時間があれば空気圧が適切か診るようにすると安心です。
私の場合は経年劣化に伴うひび割れなどはほとんど起きていませんでしたが、そろそろスリップサインが出そうということでタイヤを交換することにしました。
もしバイクのタイヤの交換時期が来ているのか調べたい場合は是非この記事を参考にしていただければと思います。