こんにちはユレオです。
皆さんは普段から何らかの形で運動をされていますか?
私は現在サラリーマンですが、在宅で仕事をする「テレワーク」での勤務であることから、通勤から解放されています。
通勤で使っていた時間が自由になる恩恵は大きく、毎日使える時間が1~2時間増えることになります。
ただ、通勤中はわずかながらでも歩いたり、階段を上ったりすることから、それなりに運動になっていました。
テレワークになり完全な運動不足になっていたことや、座りっぱなしの生活が続いていたことから、一念発起して3か月ほど前にスタンディングデスクとトレッドミル(ランニングマシン)を購入して、お手製のトレッドミル・デスク環境を構築して、歩きながら仕事をする生活を3か月間続けました。
本日はトレッドミル・デスクを3か月間使い続けて、歩きながら仕事ができるのかというトレッドミル・デスクを使った感想をレポートしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 座りっぱなしだと死亡リスクが高まる。
- 歩きながら仕事ができる「トレッドミル・デスク」について。
- 「トレッドミル・デスク」を3か月使った感想について。
本記事では「トレッドミル・デスク」がどういったものであるかということや、「トレッドミル・デスク」のメリットとデメリットも含めて感想をまとめています。
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テレワークにより自宅で仕事をするようになった
新型コロナウイルスの感染拡大以降は多くの企業がテレワークを導入しており、政府の後押しもあったことから、一気に自宅で仕事をする「テレワーク」が広まりました。
テレワークでは自宅で仕事ができるということもあり、「通勤が無くなる」という点で大きなメリットがあるのですが、デメリットもあります。
通勤は1日に1~2時間ほど外を出歩くことから、少ないですが運動にはなっており、テレワークに移行してから、座りっぱなしの生活が続くことになりました。
座りっぱなしの生活は死亡リスクが高まる
日本人は世界的に見ても座っている時間が長いことで知られており、「1日平均8時間」座っているという結果が出ています。
また、座り過ぎは死亡リスクも高まり「1時間座り続けると余命が22分縮まる」という研究データもあります。
1日の座っている時間が4時間未満の人に比べると、4~8時間、8~11時間、11時間以上と長くなるに従って、死亡のリスクが11%ずつ高まるという研究結果が出ており、座っている時間が長い方はWHOが推奨する身体活動量を満たしていたとしても、死亡リスクは高いままだそうです。
そう考えると、立って仕事をするということは健康を維持するうえで非常に重要で、私は立って仕事ができるようにスタンディングデスクを購入しました。
そして、ウォーキング専用のトレッドミル(ランニングマシン)も購入して、歩きながら仕事ができる「トレッドミル・デスク」を作ることにしました。
トレッドミル・デスクとはどういったものなの?
そもそも、「トレッドミル・デスク」とはどういったものなのでしょうか?
トレッドミル・デスクとは、デスクワークといった仕事をしながらも一定の運動が行える装置や環境を指し、パソコンなどを使ったデスクワーク中心で仕事をしている方に対して設計された机になります。
トレッドミル・デスクはどのような構造になっているかというと、トレッドミル(ランニングマシン)とデスクを組み合わせた構造となっています。
構造としては至極単純で、立って仕事ができる机(スタンディングデスク)と、屋内で歩き続けることができるトレッドミル(ランニングマシン)を組み合わせたものになります。
トレッドミル(ランニングマシン)の上にスタンディングデスクを設置することで、トレッドミル・デスクになることから、専用品の「トレッドミル・デスク」を購入するよりも、トレッドミル(ランニングマシン)とスタンディングデスクをバラバラに購入して組み合わせる方が自分の環境にあったトレッドミル・デスクを作ることができます。
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トレッドミル・デスク環境を作る
そんなわけで、早速トレッドミル・デスクの環境を作っていくわけですが、私はスタンディングデスクとして以下の「Maidesite live スタンディングデスク」を購入しました。
「Maidesite live スタンディングデスク」は電動で昇降する構造を持った机で、高さ72cmから最大118cmまで幅広く高さ調整ができるスタンディングデスクです。
天板の底部分に配線を収納する棚が付いているなど、細かなところまでしっかりとした作りなのに、価格がAmazonで30,500円(2022年12月)と大変お買い得です。
- 天板サイズは120cm×60cm1.8cm。
- 昇降範囲は72cm~118cm。
- 昇降は電動で、よく使用する4つの高さを記憶して、ボタン一つで高さを変更できる。
- 衝突検知機能搭載で、昇降時に異物を検知した場合は昇降を止めて自動的に反対側に3~4cm戻す。
- ロック機能が付いており、誤って触ってしまった場合でも動作しない安心設計。
早速段ボールを開けて中身を取り出したところ、結構な数の部品が入っていました。
マニュアルを見ながら組み立てるのですが、マニュアルはしっかっりとした日本語で書かれており、図解もしっかりとしていることから組み立てで迷うことはなさそうです。
電動による自動昇降機能が付いているので、ボタン一つで高さが変更できます。
また、「Maidesite live スタンディングデスク」はメモリ機能があり、よく使用する4つの高さを記憶してすることができるので、一度設定してしまえば、本当に楽に高さ変更が行えます。
スタンディングデスクにパソコン2台とやモニタ2枚をセッティングして早速仕事ができる環境にセッティングしました。
続いてトレッドミル(ランニングマシン)を設置します。
トレッドミル(ランニングマシン)は当然場所をとることから、小型のものが良いなーと思って探していたところ、なんと「折り畳める」トレッドミル(ランニングマシン)があることを知りました。
折り畳めるトレッドミル(ランニングマシン)は値段が高価なものの、使わない時にしまうことができるということで「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を選びました。
こちらの商品は「KingSmith」というメーカーが「WalkingPad」のブランドで販売しているトレッドミル(ランニングマシン)で、以下のような特徴を持っています。
- 内臓されたセンサーにより歩く位置でスピード調整できる。
- 最大120分連続使用が可能。
- ウォーキングから軽いランニングまで対応。(最大6km/h)
- 180度折りたたみデザインでサイズが半分になる。
- 専用アプリを利用することで、日々の運動実施状況をアプリにより記録できる。
- 静音性が高くてマンションでも手軽にウォーキングが可能。
- 展開サイズ:143×54.7×12.9cm
- 折りたたみサイズ:82×54.7×12.9cm
- 重量:28kg
- 価格が39,800円(2022年12月)とお買い得。
早速箱から取り出したところ、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」が折り畳まれた状態で入っており、付属品として「簡易説明書」「専用コントローラー」「電池(単4)」「電源ケーブル」が入っていました。
説明書は「簡易ガイドカード」となっており、しっかりとした説明や使い方の解説といった内容は、スマホアプリをダウンロードすることで読めるようになります。
「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を展開したときのサイズは143cm×54.7cm×12.9cmで、それなりの大きさになります。
「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」本体にはコントロールパネルが無く、基本的にはスマートフォンアプリを使って操作するのですが、専用のコントローラーが付いているので、スマートフォンを持っていない方でも安心です。
そんなわけで、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」をスマホアプリで操作するために早速アプリをダウンロードして、初期設定などを行いました。
スタンディングデスクとルームランナーを組み合わせてトレッドミル・デスクを作る
「Maidesite live スタンディングデスク」と「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を組み合わせてトレッドミル・デスク環境を構築したいと思います。
とは言っても特別なことはなく、スタンディングデスクの下にトレッドミル(ランニングマシン)を置くだけです。
トレッドミル・デスクを導入すると、常に「歩いて/立って」仕事をすることになりますが、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」は折り畳めるので、簡単に普通のデスクとして使うことができます。
このような感じで、1日3時間程度トレッドミル(ランニングマシン)を使って歩くようにして、それ以外は立ったまま仕事をするようにしました。
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歩きながら仕事ができる?トレッドミル・デスクを使った感想
トレッドミル・デスクの環境を構築したことから、歩きながら仕事ができるようになり、私は以下のようなルールで運用しています。
- 毎日時速2.5km/hで大体3時間ちょっと(8km)は歩く。
- よほど疲れていない限り立ったままで仕事をする。
- 仕事に集中するときは歩くのをやめて立って仕事をする。
仕事でメールのやり取りやプレゼン資料を作成したりする程度であれば、トレッドミル(ランニングマシン)を時速2.5km/hの設定で歩きながら仕事をしても、大きな問題はありません。
ただ、絵を描いたりマウスで微妙な操作をすることが求められる仕事は、手元が狂うことがあるので、歩きながらでの仕事はせず、立って/座って仕事をするようにしています。
3か月ほどトレッドミル・デスクを使って感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
「トレッドミル・デスク」のメリット
トレッドミル・デスクを使ってみて「良い」と思った点を列挙します。
- 歩きながら仕事ができるので、運動不足が無理なく解消できる。
- 歩く程度(2.5km/h)であれば、タイピングなどは問題ない。
- 運動負荷が「歩く程度」なので息切れもしないし汗もかかない。
- 血流が良くなることから眠気に襲われることがない。
- ルーチンワーク的な仕事は、歩きながら行うのに向いている。
- タイピングをしない「文章を読む」ことがメインの仕事の場合は、少し早く歩く(3.0km/h~)感じで仕事ができる。
- 3か月ほど使ってみて体重が2kgほど落ちた。
「トレッドミル・デスク」のデメリット
トレッドミル・デスクを使ってみて「悪い」と思った点を列挙します。
- 歩きながら仕事をすると、タイピングミスが若干増える。
- 高度な仕事や集中を必要とする仕事は歩きながらは難しい。
- 当然だが座って仕事をするよりも疲れるので、仕事での疲労感が大きい。
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最後に
ここまでトレッドミル・デスクを3か月間使い続けて、歩きながら仕事ができるのかというトレッドミル・デスクを使った感想をレポートしてきました。
「トレッドミル・デスク」として売られているものは、高額な商品が多いですが、トレッドミル(ランニングマシン)とスタンディングデスクをバラバラで購入すれば安く済みます。
また、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」のように折り畳めるトレッドミル(ランニングマシン)もあるので、椅子を使って仕事をしたい場合でも問題はありません。
歩きながら仕事をするというのは多少コツが必要ですが、3ヶ月使ってきた感想としては、「歩きながらする仕事」と「集中して行う仕事」と分けてしまえば特に困ることは無く、いつも通りのパフォーマンスで仕事を続けることができます。
テレワーク等の自宅の職場環境を改善したいと考えている方はぜひ是非ご参考にしてください。
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