こんにちはユレオです。
皆さんは掃除機を毎日かけていますか?毎日は難しいと思いますが、どれぐらいの頻度で掃除機をかけていますか?
専業主婦の方なら毎日日中に掃除機をかけることができるかと思いますが、共働きの世帯であったり独身の方でしたら、朝仕事に出る前に掃除機をかけたり、仕事が終わって帰宅してから夜に掃除機をかけるといったことは、なかなか大変なことだと思います。
また、掃除機をかけるだけでは取れない汚れもあり、水ぶき掃除をする必要がありますが、床を水ぶきするというのは週末にやる程度で、1か月に1回ぐらいしかやらないという方も珍しくはないと思います。
掃除は毎日やればゴミがたまらず快適な生活を送れるのですが、意外と手間と時間がかかります。
本日は掃除の問題を解決してくれる素晴らしいガジェットのご紹介として「Dibea ロボット掃除機 Dibea D960」を3ヶ月使った使用感をレポートしたいと思います。
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◆記事の目次◆
部屋を自動的に掃除してくれるロボット掃除機とはどういったものなのか?
皆さんはロボット掃除機というものをご存知でしょうか?
ロボット掃除機は「掃除ロボット」「ロボット・クリーナー」「掃除用ロボット」と呼び方は様々ですが、自律的に動き掃除をしてくれる機械を指します。
こうしたロボット掃除機は部屋のゴミや埃を検知して掃除しているわけではなく、部屋をくまなく動き回り、行動範囲に落ちている小さなゴミや埃を吸い取る構造なのでので、取りこぼしがありません。
この構造は一見効率が悪く思えますが、人間が見て埃が溜まっているところや、ゴミが落ちているところだけ掃除機をかけるのとは異なり、ぱっと見でわからないような埃もしっかりと掃除してくれるので、人が行うよりも時間はかかりますが部屋全体をきっちり綺麗にしてくれます。
ロボット掃除機の歴史は意外と古く、1985年につくば科学万博で登場したメチルアルコールを燃料とした内燃機関を持つ掃除機が作られたのをきっかけに、様々なメーカーが自立型の掃除機を作るようになります。
ロボット掃除機が一般化したのは1997年に米国iRobot社が制作したロボット掃除機Roomba(ルンバ)の登場で、それから各家電メーカーがロボット掃除機の生産するようになり、最近では中国台湾メーカーが安価なロボット掃除機を生産販売するようになりました。
また、日本の住宅事情も変化してリビングが広い間取りが増え、バリアフリー化が進んこともあり、ここ数年ロボット掃除機の売れ行きが伸びています。
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ロボット掃除機は様々なメーカーが参入して多種多様な特徴がある
日本の住宅事情の変化もあり、売れ行きが伸びたことで日本の家電メーカーを始め、各種メーカーが積極的にロボット掃除機を開発するようになり、今では様々なロボット掃除機が販売されています。
Amazonで「ロボット掃除機」で商品を探すと様々なメーカーから各種特徴のあるロボット掃除機を検索することができます。
ロボット掃除機の相場は15,000円~60,000円で、中には10万円を超えるような高級機も存在します。(2018年8月)
最近ではwifiと接続してスマホを使って操作ができる機種が登場するなど、機能性が向上しています。
スマートフォンを使って操作する必要があるかどうかはわかりませんが、こういった機能の進化は常に行われており、各メーカーが差別化を図るためにいろんな機能を追加しています。
中華ダイソン!自動充電で水拭き掃除もできるロボット掃除機 Dibea D960 の感想
私はロボット掃除機を購入するにあたり、いろいろと検討した結果「Dibea ロボット掃除機 Dibea D960」を購入することにしました。
このロボット掃除機は「中華ダイソン」とも呼ばれている中国の掃除機メーカーDibeaの品です。
Dibeaは様々な掃除機を販売しており、見た目のデザインや性能も良く、とにかく安くてお買い得ということで「Dibea ロボット掃除機 Dibea D960」を選びました。
Dibea ロボット掃除機 Dibea D960 の形状は「D型」で部屋の角まできっちり掃除してくれる
多くのロボット掃除機は丸形なので物にぶつかりにくい、もしくはぶつかったあとにリカバリーしやすいという特徴を持っていますが、丸形には欠点があり、部屋の角や角ばった場所は掃除することが出来ずにゴミが残ります。
Dibea D960は形状が「D型」なので部屋の角でも取り残し範囲がかなり少なく、きっちりと掃除をしてくれます。
これはすごく良く、本当にロボット掃除機だけできっちり掃除してくれます。
取り残しは写真の範囲ぐらいしか無いので、丸型のロボット掃除機と違って人の手で掃除することがほとんどありません。
Dibea ロボット掃除機 Dibea D960 は水拭き掃除ができる
ロボット掃除機は各メーカーが様々な特徴を売りに顧客獲得を行っていますが、そうした特徴のあるロボット掃除機の中に「水拭き機能を持つ掃除機」があります。
この水拭き機能を持つ掃除機で有名なのが「アイロボット 床拭きロボット ブラーバ」です。
掃除機をかけるだけよりも水拭きをしたほうが綺麗になりますが、これを行ってくれるロボット掃除機がすでに発売されています。
Dibea D960も実はこの水拭き掃除機能がついており、ダストボックスのアタッチメントを交換すると、水拭き掃除を行うことが出来ます。
水拭き掃除のユニットの中は水が入るタンクがあり、掃除中に布を通して水が染み出て水拭きを行う構造になっています。
水拭き掃除はオプションの機能なので大したもんでは無いのではと心配しましたが、固く絞った雑巾で部屋全体を隈なく拭くぐらいの性能はあり、思った以上にしっかり拭いてくれます。
ただ、雑巾部分の面積が狭いため、汚い部屋だと「汚れた雑巾で拭き続ける」ことになるため、ある程度部屋が綺麗な状態でないと真価を発揮しません。
しかし、毎日Dibea D960で普通に吸い込み掃除をして、3日に一度水拭き掃除のアタッチメントをつけるといった運用だと、しっかりとしたパフォーマンスを発揮することが出来ます。
水拭き掃除が終わったあとの雑巾パーツを水洗いして絞ると、絞った水が真っ黒でしっかりと汚れを摂っていることが分かります。
Dibea D960 はバッテリーが大容量で稼働時間が長い
私は数年前にiRobot社のロボット掃除機Roomba(ルンバ)を使っていました。
そのRoombaと比較した話なので、最新のロボット掃除機の性能と比較したわけではないですが、 Dibea D960の運転時間は大変長く、しっかりと部屋の隅々まで掃除してくれます。
そして、自立したロボット掃除機なので、バッテリーが減ってくると充電スタンドまで自動的に戻ってくれます。
帰宅すると一見仕事に行く前の状態と変わらないので、本当に掃除したのか疑ってしまいますが、ダストボックスを開ければ「なんでこんな埃があるの?」というぐらい埃とゴミが溜まっています。
一度本当にしっかり掃除しているのかを見たくて休みの日に掃除をさせましたが、2時間以上掃除して、最後に自動的に充電スタンドまで戻って行きました。
Dibea ロボット掃除機 Dibea D960は値段が安くお手頃
Dibea D960は中華ダイソンと呼ばれ、デザイン性が優れており性能も良い上に、最大の特徴として「安い」というところにあります。
一昔前は「安かろう悪かろう」が当たり前だった中国電化製品ですが、ここ数年は性能が格段に上がり、びっくりするくらいよく出来た中華メーカーの電化製品も珍しくなくなりました。
最新のダイソンや日本メーカーの製品と比較すると見劣りするでしょうが、Amazonで値段が21,900円(2018年8月)と他の有名メーカーのロボット掃除機の半額以下で、個人的な感想ですが、ロボット掃除機として全く不満はありません。
取扱説明書もしっかりとしたもので、日本語で書かれており、一見中国メーカーに見えません。
「ロボット掃除機はほしいけど5.6万円も出せないな…」というふうに考えている方にはこの価格帯はかなり魅力です。
Dibea D960 は嬉しい機能が盛り沢山
全部書き出すとキリがないで、それ以外の良い点を書き出すと以下のようなものがあります。
- 他のロボット掃除機と比べて静音性が高くて夜でも掃除機をかけれる。
- 予約掃除が簡単で、リモコンボタンで簡単に設定できる。
- ダストボックスが大きく、ゴミが多くてもしっかり掃除してくれるとのゴミづまりが起きにくい。
- 落下防止と衝突防止がしっかりしており、壁や物にぶつからないように掃除してくれる。
- 短毛のカーペットでも問題なく掃除してくれる。
- 構造がシンプルでメンテナンスがしやすい。
今のロボット掃除機では当たり前の機能なのかもしれませんが、私が以前使っていたルンバに比べると、遥かに高性能でメンテナンスがしやすくなっています。
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ロボット掃除機 Dibea D960 の惜しいところや不満点
ここまで Dibea D960 の良いところばかり上げてきましたが、当然不満点やもう一声ほしいところもあります。
欠点というほどのものではないものばかりですが、気になったものについてご報告いたします。
1.5cm~2cmほどの硬いものに乗り上げることがある
毎回ではありませんが、ごくたまに1.5cm~2cmほどの硬いものに乗り上げて動きが取れなくなっていることがあります。
「1.5cm~2cmほどの硬いもの」って何?と思わるでしょうが、以下の写真のような板やケーブルの束です。
こうしたものに乗り上げて引っかかることがあり、何度か身動きを取れなく前進後退を繰り返している姿を見ました。
ただ、気がつくと復帰しており、今の所電池が切れて立ち往生していたということは起きていません。
丁度1.5cm~2cmくらいのものがセンサーに反応出来ない高さみたいで、そうしたものは部屋の端っこに設置するか、掃除前に撤去する必要があります。
Dibea D960のセンサーが乗り上げそうな硬いものを感知してくれると良いのですが、今のところはこの機能は備わっていません。
Dibea D960 は水拭き掃除用タンクの水が切りにくい
Dibea D960で水拭き掃除用のアタッチメントには、水が入るタンク構造になっています。
水拭き掃除を行ったあとにダストボックスを洗うのですが、水拭き掃除用のタンクはしっかり密封されているので、水洗いしたあと中まで乾かすのが難しく、蓋を開けて逆さで干さないとタンク内の水滴が乾きません。
別に水滴だから完全に乾かさなくても良いのですが、こうした水滴がカビの原因になるのかなーと思ってがんばって乾かしています。
ダストボックスがもう少し分解できると良いのですが、水拭き掃除用のタンクは水漏れを防ぐために気密性が高く、メンテナンスがしにくくしています。
Dibea D960のダストボックスは基本的に毎日掃除が必要
Dibea D960 の取扱説明書にしっかり書いているのですが、基本的にダストボックスのゴミは1回の掃除ごとに捨てなければいけません。
吸い込み掃除を連続して行う場合はダストボックスを換装する必要がないので放置しておきたいところですが、試しに3日間の吸い込み掃除を行い、ダストボックスのゴミを捨てなかったらゴミでいっぱいになり詰まってしまいました。
ダストボックに溜まったゴミを自動的にゴミ箱に捨ててくれる機能があれば革命なんでしょうが、ロボット掃除機の構造上仕方がないこととして諦めています。
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Dibea D960を3ヶ月使った感想!毎日昼間に掃除してくれるので棚などに埃が溜まらなくなった
ロボット掃除機の最大のメリットは自立して掃除してくるので、人が掃除機を操作しなくて良いという点にあります。
そのため、毎日家中を掃除することもできますし、仕事で家に居ない昼間にタイマーをセットしておけば勝手に隅々まで掃除してくれるので、仕事を終えて家に帰るといつも家がきれいなっているという夢の生活が送れます。
この3ヶ月ロボット掃除機 Dibea D960を使うようになって気が付いたことですが、床の埃を毎日摂っていれば、床に埃が溜まらないのはもちろんですが、そうした埃が舞い上がることもなくなるので、棚などに埃が溜まることがなくなります。
埃が一番溜まるのはやはり床面で、棚など高いところに溜まる埃は、床に溜まった埃が、人の活動で舞い上がり、それが蓄積しているわけで、舞い上がる埃の元である床を毎日掃除して埃がない状態にしていれば、棚などにも埃が溜まらなくなりました。
これはちょっと目から鱗が落ちる思いで、エアコンなどのフィルターも毎年に比べると埃が溜まっておらず、床を毎日掃除する事のすごさを思い知ることになりました。
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最後に
ここまで掃除の問題を解決してくれる素晴らしいガジェットのご紹介として「Dibea ロボット掃除機 Dibea D960」を3ヶ月使った使用感をお話してきました。
ロボット掃除機 Dibea D960は安価でありながら水拭き掃除もできるロボット掃除機で、操作も簡単で設定しておけば毎日決まった時間帯に掃除をしてくれます。
私の場合は基本的には吸い込み掃除をさせていますが、週に1.2回は水拭き掃除用のユニットをつけて水拭き掃除をさせています。
毎日自動で掃除機をかけてくれるというかなり嬉しいもので、床面の埃をしっかりとってくれるので、朝食でパンくずをこぼしたとしても、そのまま床に放置しておけば夜家に帰った時にはきれいになっています。
そのため、棚などにたまった埃を払って床に落とすだけで棚の掃除も出来てしまい、ロボット掃除機が掃除できない範囲の掃除の方法が大きく変わりました。
この「床に落ちている埃や小さなゴミを一日一回全て回収してくれる」という仕組みは本当に生活が楽になるので、ロボット掃除機を導入する価値がすごくあります。
また、水拭き掃除は床をいつも清潔に保ってくれるので、本当に気持ちよく生活を送ることができます。
Dibea D960はロボット掃除機としては安価で多機能だけでなく高性能なので、ロボット掃除機を検討している方にはおすすめです。