こんにちはユレオです。
私は昨年末にアウトドアの趣味を再開する目的で荷物を運べる移動手段としてバイク(スズキ[SUZUKI]Vストローム250)を新車で購入しました。
バイク購入の目的は「ソロキャンプ」や「登山」であった為、積載量があるバイクということでVストローム250を選択して、オプションであるVストローム250純正のパニアケースセットを合わせて購入しました。
純正のパニアケースセットでは「登山」や「一泊二日程度のソロキャンプ」であれば十分荷物を積めるのですが、3泊以上のソロキャンプでは積載量が不足することがありました。
いろいろと悩んだ挙句、少し勿体ないですが純正のフルパニアケースを処分し、RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットを購入することにしました。
本日はVストローム250の純正パニアケースセットからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットに交換した経緯や使用感をお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- V-Strom250純正のパニアケースについて。
- V-Strom250純正パニアケースの欠点について。
- RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースを取り付けた感想。
本記事ではVストローム250純正のパニアケースセットからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットに交換した経緯や使用感を記事にまとめています。
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V-Strom250の専用パニアケースセットとは?
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/dl250rlzm1/?page=detail
スズキ[SUZUKI]Vストローム250は遊び心があるデザインと低中速域が強いロングストローク設計のエンジンを搭載した250ccクラスでは最高の積載量を持つバイクで、標準で以下のような装備が付いています。
- ウインドスクリーン
- ナックルカバー
- センタースタンド
- サイドケースアタッチメント
これらの装備の中の「サイドケースアタッチメント」は「Vストローム250 純正パニアケース」を付けることを前提としたパーツとなっており、「トップケース」「サイドケース」(フルパニアケース)はオプションでの購入すれば容量63㍑も積載量を誇るバイクに様変わりします。
私はVストローム250の購入時にオプションである純正パニアケースを付けて購入してこれまでのソロキャンプツーリングなどで大活躍しました。
このパニアケースが付いたVストローム250は最高の「旅バイク」と言えるのですが、使っていると欠点が目に付くようになり、9ヶ月ほど使った結論として純正パニアケースセットをやめて別のパニアケースセットを取り付けることにしました。
Vストローム250の純正パニアケースセットは丈夫でバランスが良い
Vストローム250の純正パニアケースセットはVストローム250の設計にマッチした作りとなっていることから一番バランスが取れたパニアケースセットと言えます。
ただ、この純正のパニアケースセットですが安くはなく、取り付けようとすると、そこそこのお値段がします。
- トップケースセット:27,500円
- サイドケースセット:49,500円
- トップケースプレートセット:6,600円
- サイドケースプレートセット:6,600円
- スリーケースロックセット:4,400円
これらの合計が94,600円で、これに取り付け工賃を含むと大体10万円になります。
10万円となるとバイク本体を購入する際にオプションとして付けるか迷う方も多いのではないでしょうか?
Vストローム250の純正パニアケースは非常に頑丈な作りとなっており、とんでもない分厚さを持つケースとしっかりと車体本体に噛み合う構造で、万が一走行中に転倒しても外れることのない質実剛健とした作りになっています。
私はこのパニアケースを購入直後にラッピングフィルムでブラック化して使ってきました。
パニアケースのブラック化については以下の記事で詳しく触れています。
パニアケースについてカラーバリエーションが無いという不満はありましたが、私の場合はラッピングフィルムで加工することで好きなデザインに変えていました。
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Vストローム250専用パニアケースの欠点は?
さて、ここまではVストローム250の純正パニアケースセットの良さについて簡単にお話ししてきましたが、私は9ヶ月使った結果、以下のような理由で純正パニアケースセットをやめることにしました。
- トップケース(容量23ℓ)にフルフェイスのヘルメットが収納できない。
- サイドパニア(容量20ℓ)は形がいびつで固い荷物が入れづらい。
- 非常に頑丈であるが容器が分厚すぎるため見た目よりも容量が少ない。
- 容器が分厚いことから非常に重い。
- ロックせずにケースを閉じることが出来ない。(開閉には必ず鍵が必要)
特にトップケースにフルフェイスのヘルメットが入らないのはびっくりで、正直なところ「SUZUKIの技術者は何を考えて設計したんだ?」と思いました。
トップケースにヘルメットが収納できないことから、Vストローム250のオーナーさんの多くは「トップケースは別メーカーにしてサイドパニアは純正を使う」という選択をしています。
私も購入直後は失敗したなーと思ったのですが、使っていれば慣れるだろうと9ヶ月使い続けました。
しかし、ソロキャンプツーリングで容量不足を感じることがあったことや、キャンプ先での防犯を考えるとパニアケースにヘルメットを収納したい事から、トップケースを交換することを検討していた流れでサイドケースも含めても交換することにしました。
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RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットに交換することにした
いろいろとVストローム250に装着できるパニアケースセットを探したのですが、「Vストローム250に対応」と謳っている商品はほとんど無く、いろんなVストローム250のオーナーさんがサードパーティー製のパニアケースを取り付けている様子をTwitterやブログなどで公開している情報を見て判断するしかありませんでした。
そんな中で最近RIDEZ(ライズ) というメーカーからVストローム250にも対応した大容量のパニアケースセットが発売されていることを知りました。
「RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケース」は容量はいくつか種類が出ており、トップケースは36ℓから65ℓまで4種類があって、サイドケースは38ℓの1種類となっています。
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2種類で、本体はアルミ製となっており頑丈でありながら軽量といいとこどりの商品となっています。
私は当初トップケースに55ℓを付けようと考えたのですが、メーカーに問い合わせたところ、Vストローム250の場合はトップケースが55ℓの場合はサイドケースの開閉時にトップケースに干渉する為、サイドケースをつけることを前提とするならトップケースは45ℓにした方が良いとのアドバイスを受けました。
またトップケースの容量を増やすとバイクの重心が高くなることや、45ℓもあれば十分にフルフェイスのヘルメットが入ることもあり、トップケースは45ℓでサイドパニア38ℓ(2個)にすることにしました。
Amazonで購入して自分で取付することも考えましたが、バイクで万が一の事が起こると命にかかわることから、工賃がかかりますがバイクショップを通して購入することにしました。
値段ですがバイクショップで見積もりを出してもらったところ、工賃も含めて以下のようになりました。
- HARD WORXトップケース HX45 BK:30,000円
- HARD WORXサイドケース HXS38 BK:31,500円(2個)
- スタビライザ:2,000円
- サイドキャリア:8,000円(2個)
- 取付工賃:8000円
工賃やサイドケースを取り付けるキャリアなどを含めると合計が130,900円(税込み)となりました。
HARD WORXのパニアケースはトップとサイドと合わせて約12万円(工賃無し)ですから、アルミの大容量パニアケースとしては非常にお買い得です。
また、Vストローム250純正のパニアケースセットの合計の容量が計63ℓだったので、RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットにすることで容量が計121ℓとほぼ倍増する大増設となります。
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RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースをVストローム250に付けてみた
早速バイク屋で注文したところ、在庫が運よくあったことから取付していただくことになしました。
やはりシルバーよりもブラックの方が人気で、ブラックはメーカーにも在庫が無くて入荷待ちとなっているようです。
取付作業を遠巻きに見ていましたが店員さんも結構苦戦したようで1時間くらいかかり、やはりプロに任せて正解だと思いました。
RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットのVストローム250に取り付けた見た目がこちらです。
3つのアルミのパニアケースがアドベンチャースタイルのバイクであるVストローム250に非常にマッチしています。
正直なところバイク購入時に純正パニアケースセットにせず、初めからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットにしておけばよかったと思いましたが、まあそれは言っても仕方がありません。
Vストローム250のパニアケースを変えてどう変わったか
さて、Vストローム250の純正のパニアケースセットからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットに変えたことでどれくらい見た目が変わったのでしょうか。
元のパニアケースセットを交換する前と後で見比べてみましょう。
Vストローム250の純正パニアケースセットの総容量が63ℓなので、RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットにしたことで容量が倍になり、パニアケース自体がアルミ製なので非常に軽くなりました。
また、パニアケースの上部にフックをひっかけることが出来る取っ手が付いていることから、ツーリングネットなどで荷物を固定することが出来るなど、純正のパニアケースには無かった使い方もできます。
もちろん好みは人それぞれだと思いますが、個人的には純正のパニアケースセットよりも3万円ほど高くなったとしてもRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットの方が全然お得だと感じました。
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YouTubeでバイクのカスタム動画を公開中
バイクでのカスタムの記録を残すために、YouTubeチャンネル「バイクの旅人」を運営しています。
ツーリングの楽しさやバイクのカスタムなどの紹介するチャンネルで、本記事の内容であるVストローム250の標準フルパニアケースからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースに交換する動画も公開しています。
もしよろしければチャンネル登録していただけると励みになります。
大容量アルミパニアケースの利便性や魅力を伝える動画ですので、ご覧いただけると嬉しいです。
最後に
ここまでVストローム250の純正パニアケースセットからRIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースセットに交換した経緯や使用感をお話ししました。
バイクで大容量の荷物を運ぶことが無い方にとってはVストローム250純正のパニアケースセットで十分だと思いますし、そもそもサイドパニアケースを付ける必要は無いかと思いますが、私のようにバイクでツーリングしながらソロキャンプをするのであればサイドパニアは必須で、さらに言えば大容量である事に越したことはありません。
また何よりトップケースにヘルメットが収納できることはものすごく便利です。
わーい、HARD WORXのパニアケースセットに替えたったわ。
スズキ純正はヘルメットが入らないなど微妙だったけど、見栄えも良く容量がアップした。
イイネ(`・∀・´)#vストローム250 pic.twitter.com/OaAAARVrwm
— タマシイ ユレオ@モトブログ「バイクの旅人」 (@tamashii_yusa) September 9, 2021
またVストローム250の純正のパニアケースセットはカラーが1種類しかない為選べませんが、RIDEZ(ライズ) HARD WORX パニアケースはシルバーとブラックと2種類あるので好みで選べるのはうれしいです。
余談ですが、RIDEZ 公式のブログにて私のVストローム250が紹介されました。
もしVストローム250の純正のパニアケースセットでは容量が足りないと感じている方がおられましたら、ぜひ当記事をご参照ください。