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こんにちはユレオです。
この記事では禁酒や断酒を行っている方に、スリップ(我慢できずお酒を飲んでしまうこと)しない為に出来ることをまとめています。
私は7年前にお酒をやめる「断酒」を始めて、現在も続いています。
私はこれまで人生の中で禁酒や断酒を何度が行ってきましたが、今続けている断酒は最長記録であり、このままで生涯お酒を飲まずに過ごしたいと考えています。
さて、Google検索でこの記事を見つけられた方の中には、お酒をやめようと考えているがやめられなくて苦労しているのではないでしょうか?
本日は禁酒や断酒が失敗する「脳の仕組み」と、禁酒や断酒を継続するためのコツについてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 禁酒や断酒に失敗する原因を紐解く。
- 人はなぜお酒を飲みたくなるのか。
- お酒をやめるために通院することは有効である。
本記事では禁酒や断酒に失敗する原因と、人が何故お酒飲みたいと思うのかや、私がお酒をやめるために医療機関にお世話になったお話しを記事にまとめています。
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禁酒や断酒に失敗する4つの大きな原因
お酒好きな方なら経験されているかと思いますが、お酒は「飲みたいと思う時」と「飲みたいと思わない時」があります。
この「飲みたい思う時」の状況を振り返ってみると、以下のような状況だったりしませんか?
- 「空腹」お腹が空いている。
- 「怒り」何かに対して強い怒りを覚えている。
- 「孤独」自分一人しかいない気持ち。
- 「疲労」体力を使い果たした状態。
飲酒習慣が定着していると、このような「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状態になると、お酒をどうしても飲みたくなります。
このような、自分の意志とは異なりアルコールに手を出しやすい状態を「HALT」言います。
- H:HUNGY 「空腹」
- A:ANGLY 「怒り」
- L:LONELY 「孤独」
- T:TIRED 「疲労」
飲酒習慣が定着している方は「空腹・怒り・孤独・疲労」を覚えると脳が習慣としてお酒を求めるようになり、脳の欲望に忠実に動き、意志とは関係なくお酒を求めるようになります。
脳は「行動」を支配している
ところで「お酒をやめたい」と考えているのに「お酒がやめられない」ことに矛盾を感じませんか?
まるで二重人格のようなお話しですが、こうした矛盾は脳の働きが影響しています。
脳は物事を考えたりするのとは別で、生命を維持するために無意識に様々な「脳が求める行動」を行います。
こうした「脳が求める行動」というのは、分かりやすいものだと以下になります。
- 疲れたから眠る。
- 喉が渇いたから水を飲む。
- 空腹だから何かを食べたい。
生命の維持に必要な事は”脳が本能として求める”ものですが、人は自分の意志と思い込んで行動し、「睡眠」「水分摂取」「食事」をします。
上記は”人は脳に支配されており、意志とは関係なく行動を取る”ということを示す一例ですが、ではお酒はどうなのでしょうか?
脳が「アルコール」を求めているという事実
禁酒や断酒の話に戻りますが、アルコールを摂取する行動は本来人間の生命活動には必要のないものです。
しかし、飲酒習慣が定着していると脳がお酒を求めるようになります。
なせ脳がお酒を求めるのかというと、アルコールが体内に入ることで、脳内で「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌されるからです。
「セロトニン」は「不安」「悩み」等の心理が和らぎ、普段抑え込んでいた感情を解放するのでストレスの解消になり、「ドーパミン」は「楽しい」「幸せ」を感じるようになります。
アルコールが脳に影響を与え、「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が分泌された結果、その感覚を脳が記憶します。
アルコールを摂取することで、脳が「セロトニン」や「ドーパミン」を分泌する方法を覚えてしまうと、神経伝達物質を出し続けてようとして、自身の意思とは関係なくアルコールを摂取させるために「お酒が必要」と思わせてお酒を飲ませる為の行動を促します。
先ほどお話ししたアルコールに手を出しやすい状態「HALT」は、自身の意思が弱ってしまい、脳の本能が優先される状態になる為で、脳が求める行動をとりやすくなってしまうのです。
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禁酒や断酒を継続するためのコツとは
さて、ここまで禁酒や断酒が失敗する「脳の仕組み」についてお話ししていますが、禁酒や断酒を継続するためのコツを知りたいのではないでしょうか。
ここまでお話ししたことでお気づきかと思いますが、禁酒や断酒を継続するためのコツとは「脳がお酒を求めている」という事実を理解することです。
脳の仕組みとしてお酒を求めていることを知れば「HALT」の状態になるとお酒が飲みたくなる理由も理解できるようになり、そうした状況を避ける行動を選択できます。
意識的に「HALT」の状態を避けるというのも有効ですが、「HALT」の状態になったときに、「なぜお酒を求めるのか」を知っていれば、自身の行動を冷静に見れるので、禁酒や断酒に失敗する可能性を減らすことが出来ます。
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アルコール依存症の専門医療機関を利用するのは勇気がいるが有効である
私は断酒を始めたその日にアルコール依存症の専門医療機関「アルコール外来」に通院しました。
ある程度書籍やインターネットなどでお酒の問題について調べていたこともあり、意志と関係なく「脳がお酒を求める」ことに対して、できるだけ断酒を苦しまずに続けたいと考えたからです。
また、アルコール外来に足を運んだ大きな目的は断酒の為の抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してもらうためでした。
【抗酒剤とは】
抗酒剤は一時的にお酒に対して、非常に弱い体質をつくる作用があります。特にお酒に弱い人は飲酒するとすぐに顔が赤くなり、さらに飲酒すると頭痛や吐き気など不快な症状が出てきます。元々お酒に強い人にこれらのお酒に対する反応を起こし、お酒を飲めなくするわけです。
でも、この抗酒剤を飲んだからといって、けっしてアルコールが嫌いになったり、アルコール依存症が治るわけではありません。ただ、酒害者が自らのアルコール問題に気づき、断酒を決意してそれを実行に移そうとしたときに、この抗酒剤を服用すると断酒の継続が少しでも容易になるという効果が発揮されるだけです。また、抗酒剤さえ飲んでいれば、断酒を続けることができるかといえば、そんなわけではありません。断酒会やAAなどの自助グループへの出席、専門医療機関への定期的な通院などと併用してその効果が生かされるのです。引用元:アルコール依存症の治療とは>抗酒剤の服用
抗酒剤は「お酒を飲めなくする薬」と思われている方が多いかと思いますが、これは誤りで、普通に飲酒することが出来ます。
ただ、抗酒剤を飲んだ後にお酒を飲むと、体内でアルコールが分解機能が低下しているため、お酒が全く飲めない方と同じ生体反応になる為、抗酒剤を飲んだ状態でお酒を飲むのは危険です。
こうした事前知識を持って医者に診察してもらったわけですが、医者からは自分自身で足を運んでお酒を断ちたいという患者は大変珍しいと言われ、私が「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えたところ、それらの薬ではなく新薬である「レグテクト」を進めてきました。
飲酒欲求を抑えるくれる「レグテクト」について
医者から進められたのは抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」だったのですが、レグテクトは新薬として歴史が浅くて私は事前に調べた本やインターネット上の情報では見落としていました。
私はこの時「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」を処方する選択されたことについて医者に質問をしました。
このあともう少し詳しくレグテクトについて医者から説明を受けました。
【レグテクトとは】レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。引用元:レグテクト
医者から聞いたお話をまとめると、レグテクトの一番の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、お酒を飲みたいと思う気分を抑えてくれます。
またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすくどこでも飲みやすいという点があります。
レグテクトは飲酒欲求抑える効果があり、簡単に言うと「お酒を飲みたい気持ちが減る薬」なので、先ほどお話ししたような「HALT」の状態になったとしても、飲酒要求を抑える役割を果たします。
ただし、注意点としては「シアナマイド」や「ノックビン」と異なり身体的な抑止力が働かないので「お酒をやめる」と意志を持っていない人には効果が無い薬との説明を受けました。
このレグテクトですが街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらうか、購入代理店で海外から購入するというような方法しかないことを知りました。
この時私は病院にてレグテクトを1ヶ月分処方してもらい、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。
初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円
保険が適用されてこの値段だったことに驚きましたが、病院で処方してもらったレグテクトは「新薬(先発医薬品)」でお値段が高いことや、これを飲むことで酒を止められると思えば安いものと考え割り切りました。
飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想
レグテクトを飲んだ感想としては、素直に言って「飲酒欲求が不思議と消える感覚」が得られました。
分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に置き換えて例えると以下のような感じです。
空腹だと「何か食べたい!」と思うが、満腹だと「何か食べたい!」という食欲が湧きません。レグテクトを飲むとお酒を飲んでいない時でも「お酒を飲みたい!」という飲酒欲求が抑えられる感じです。
上記は私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかはわかりませんが、私はレグテクトの効果と恩恵を体感することが出来ました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法
私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、保険が利くとはいえ「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、決してお安い値段ではありません。
また、アルコール依存症の専門医療機関は少なく、車で1時間以上かかる距離であったため、初診だけであとはレグテクトの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を購入代理店で取り寄せました。
値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。
ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽であったので、初診以降は購入代理店を利用して購入しました。
私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。
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最後に
ここまで禁酒や断酒が失敗する「脳の仕組み」についてと、禁酒や断酒を継続するためのコツについてお話ししてきました。
私は今のところ「HALT」の状態になっても、以前のようにお酒を求めるようなことは無くなりましたが、断酒を安定して続けられる状況になるまで2年ほどかかりました。
脳が一度覚えたことはなかなか忘れないもので、「お酒を飲みたい」という衝動は、何かのきっかけで出てくる可能性があります。
お酒をやめるには強い意志が必要ですが、今はそれらをサポートしてくれる”アルコール依存症専門外来”や便利な断酒薬である”レグテクト”があります。
もし、レグテクトの効果を一度試してみたいという方はジェネリック医薬品の購入代理店で少量だけ購入して試してみるというのもおすすめです。
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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ
断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。
シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。
私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。
健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。
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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ
私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。
AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。
薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。
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