こんにちはユレオです。
数あるブログの中、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」を閲覧いただきありがとうございます。
この記事を読まれている皆様の多くが仕事をして所得を得て生活を送られているのではないかと思います。
現在の日本で生活を送るためには、収入を得て消費をする経済活動に参加する必要があり、所得を得る為に会社組織に所属して労働という対価に対して収入を得たり、個人の持つ技能を対価に収入を得ているかと思います。
こうして得られた収入から「消費活動」を行い生活するわけですが、収入に対して消費が大きいと、いわゆる「赤字」になり生活が破綻します。
そのため、多くの方が生活が破綻しないように「節約」などを行っていると思いますが、皆さんの生活は楽ですか?それとも苦しいですか?
本日は1世帯当たりの平均所得額や所得額の中央値がいくらなのかというお話と、生活を楽にする為に個人ができることについてお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
子供のいる世帯の平均所得金額は743万円
さて、皆さんは日本人の平均所得がいくらぐらいなのかご存知でしょうか?
こうした情報は調べるのが難しいと感じるかもしれませんが、国がしっかりとした情報をまとめており、厚生省のWebサイトを見ることで簡単に知ることができます。
引用元:厚生省「国民生活基礎調査」
上記は2018年に厚生省が作成した「国民生活基礎調査」となっており、最新である2017年度の情報では、児童がいる世帯での平均所得金額は743.6万円となっていることがわかります。
ええ!平均所得金額が743万円?!うちはそんなにないよ?
このようにいきなり不安に思う方もおられるかと思いますが、平均所得の調査グラフは3つに別れており、それぞれ以下のようになっています。
「2017年度の1世帯当たりの平均所得金額」
・児童のいる世帯 743.6万円
・高齢者世帯 334.9万円
・全世帯 551.6万円
また、世帯の構成や年齢も全て織り交ぜた数値であるため、20代の独身者も40代の共働き夫婦の世帯も含めての「1世帯当たりの平均所得金額」となっています。
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所得金額の平均額と中央値は違うので注意
さて、世帯主の年齢でみると「50~59歳」が一番高くて782.4万円となっており、一番低い世帯は「29歳以下」の376.1万円となります。
様々な年齢の平均値であり、所得が極端に多い世帯がいる場合、平均値が引き上げられる事になるため、こういった調査における「平均値」は現実的な数値から離れている場合があります。
そうなんだ… じゃあ現実的な平均値っていくらなの?
現実的な平均値を割り出す為に、実際の世帯数から割った平均値では無く、中央値で算出することでより現実的な世帯の平均所得が見えてきます。
厚生省の発表では全世帯の平均所得額は551万円となっていますが、中央値で算出すると423万円となっていることがわかります。
引用元:厚生省「国民生活基礎調査」
これを見ると、100万円未満の世帯が6.2%もおられるのに驚きますが、所得が1000万円を超える世帯が12%近くいるのも驚きです。
この表を見ると事実上の平均である中央値が423万円となっており、平均所得金額である551.6万円以下の割合は62.4%になります。
半数以上の世帯が生活が苦しいと感じている
収入がいくらであっても消費する金額が大きければ生活は苦しく感じるわけですが、どれくらいの世帯の方が生活が苦しいと感じているのでしょうか?
厚生省の2018年国民生活基礎調査によると、全世帯で57.7%の世帯が生活が苦しいと感じています。
引用元:厚生省「国民生活基礎調査」
高齢者世帯は子育てが終わっているということもあり、出費も減るので所得が低いからといって生活が苦しいと感じる世帯割合が増えるわけではないようです。
逆に児童のいる世帯は、所得が多くても子育てで出費もかさむため、62.1%の世帯が生活が苦しいと感じています。
こうしてみると、日本の世帯の半数以上は「生活が苦しい」と感じているわけで、住んでいる地域による格差などもありますが、平均所得が都市部に比べて下がる地方都市ではかなり厳しいというのが現実なのではないかと思います。
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生活を楽にする為に個人ができることはなんだろうか?
生活が苦しいと感じている方は生活を楽にするために何らかの行動に移したいと考えられているかと思います。
生活を楽にするためには大きく分けて2つの方法があります。
- 毎月の収入を増やす。
- 毎月の支出を減らす。
当たり前ですが、収入を増やすためには原資が必要となり、それをどこから捻出するかというお話しになります。
「毎月の収入を増やす」と「毎月の支出を減らす」という内容ですが、「収入を増やして支出を減らす」という両方行うほうが簡単です。
このように考えると現実的ないくつか方法が思いつきます。
収入を増やす3つの方法
何も「収入を大幅に増やす」というのが目的ではなく、少しでも増やす事を目的とするのが良いです。
収入を増やす方法として以下の3つの方法が考えられます。
- 会社の仕事に力を入れて評価されることで昇給する。
- 転職をして年収を上げる。
- 投資や副業を行う。
一番スマートなやり方としては「①」である現在所属している会社で昇給を受けることではないでしょうか。
もちろん会社に「給料を上げて」と言ったとしても昇給するものではないですが、昇給を意識して仕事をすることは成果を生みやすくモチベーションにもつながります。
現在勤めている会社では昇給が難しいというのであれば「②」の転職という方法が考えられます。
転職のタイミングは給料交渉が出来るので、「年収が増えないのであれば転職をしない」という選択肢も取れるので、年収アップの為に転職活動を行うことは大変有効です。
そして3つ目の方法として「③」の投資や副業を始めるという内容があります。
投資については様々方法あり、「株式運用」「不動産投資」「FX」といったものが挙げられますが、国も積極的に支援しており「少額投資非課税制度」などが登場して投資に対してのハードルが下がっています。
また、副業について政府は近年「働き方改革」に力を入れており、厚生労働省は2018年1月から「企業や働く人向けのガイドライン」を公表して、企業に副業について認めるように働きかけており、その結果副業を認める企業が増えています。
この流れを利用して投資や副業を始めることで収入を増やすという方法は、今後かなり一般的な方法になるのではと考えています。
私は数年前から意識して上記の「①②③」を実行しており、転職をして昇給も受けるなどの方法で収入を増やしたり、株式投資やブログ運営をするという形で副収入を得ています。
ただ、株式投資に対しては以前大きな失敗をしているので慎重に行っています。
支出を減らす3つの方法
収入を増やす方法とは違い支出を減らす方法というのは幾通りもあります。
人それぞれライフスタイルが異なり、住んでいる地域によっては実行できないものもありますが、参考までに私が行っている支出を減らすための3つの方法についてお話ししたいと思います。
私はここ数年で以下のような形で家庭からの支出を減らしました。
- 車を手放す。
- 通信費や携帯電話料金などの固定費を見直す。
- 酒やたばこをやめる。
これらの支出を減らす内容がお勧めというわけではなく、あくまで私のライフスタイルでの支出を減らした方法になります。
この中でも一番額面が大きいのは「①」の車を手放したことになります。
私は車が無くても生活できる地域に住んでいることから、車を維持する必要がなくて車を使いたい場合はレンタカーを利用しています。
「②」の通信費や携帯電話料金の見直しも、格安SIMが普及するようになった結果、ハードルが下がり多くの方が固定費を見直す手段として利用しています。
そして「③」については意見が分かれるところですが、私は近年酒とタバコをやめたことで、毎日の生活で出ていくお金が大きく減ることになります。
私は上記の「①②③」の3つを実行しており、生活の中での必要のない固定費の削減や健康の為に酒やタバコをやめることで、生活レベルを大きく変えることなく支出を減らしています。
このような工夫により貯蓄にもお金が回せるようになり、子供の成長と共に支出は増えていはいますが、今の所は「生活が苦しい」とは感じていません。
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最後に
ここまで1世帯当たりの平均所得額や所得額の中央値がいくらなのかというお話と、生活を楽にする為に個人ができることについてお話ししてきました。
他人と比較するという行為はそもそも意味のないことなので、本来であれば世帯の平均所得金額などを知る必要はないかもしれませんが、「平均所得額がいくらなのか?」ということや、実際の平均値である「所得額の中央値はいくらなのか?」という情報は知っておいて損はありません。
こうした情報を客観的に見て、今の生活は楽だと感じている方は、その状態を維持する工夫して、生活が苦しいと感じている方は、楽になるためにどうすればよいかを自分のライフスタイルに合わせて見直すきっかけになればと思います。
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