◆酒の代わりに飲むおすすめの炭酸水!断酒や禁酒の苦しみを和らげる飲み物
◆断酒でうつ病になった時の対策”断酒うつ”の症状と回復までの道のり
こんにちはユレオです。
私はこれまで何度かブログでお話をしておりますが、7年前から断酒を続けており、もうすぐ8年目を迎えようとしています。
「禁酒」ではなく「断酒」をしていることから、私は一生涯酒を飲むことをやめようと考えているわけで、今のところは無事に継続しています。
私は定期的に断酒を続けていることをブログで報告しているのですが、私と同じように断酒報告をしている様々な方の「断酒系ブログ」をいつも拝見しています。
多くの方の断酒系ブログを読んでいると、断酒100日を超えると精神や肉体が安定してきますが、大半の方が30日程度で失敗しており、また突然更新が止まるのも珍しくはなく、断酒の難しさを感じさせます。
本日は断酒の難しさについてのお話と、私が断酒を継続することが出来たコツについてお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- お酒には依存性がある。
- 自身がアルコールに依存しているかは調べることができる。
- お酒をやめるための6つのコツについて解説。
本記事ではお酒には依存性があということや、アルコールに依存しているかを自宅で簡単に調べる方法や、私がお酒をやめるために行ったコツについてお話しています。
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代々木駅前の立てこもり犯人は「捕まれば酒やめられる」と考え犯罪に走った
少し古いニュースですが2018年6月27日に東京の代々木で立てこもり事件があったのをご存知でしょうか?
事の顛末が目を疑うような内容だったので記憶に残っている方も多いのではないかと思います。
◆代々木駅前の立てこもり、「捕まれば酒やめられる」
東京のJR代々木駅前の飲食店に包丁を持った男が立てこもった事件で、男が「捕まれば酒をやめられると思った」と供述していることが分かりました。
この事件は住所不定・無職の森山聡容疑者(37)が25日、渋谷区のJR代々木駅前の飲食店に包丁を持っておよそ2時間半立てこもった後、警視庁に逮捕されたものです。その後の警視庁への取材で、森山容疑者が取り調べに対し、「自分自身の酒癖の悪さに嫌気がさし、捕まれば酒をやめられると思った」と供述していることが分かりました。事件当日も現場となった飲食店で2時間ほど酒を飲んでいて、「無銭飲食したので来てほしい」と、自ら110番通報したということです。
また、森山容疑者は事前に包丁と花火を購入していましたが、「交番に花火を打ち込むつもりだった」とも供述しているということで、警視庁は動機をさらに調べています。
引用元:yahooニュース(2018年6月27日)
犯人の真意は分かりかねますが、世の中にはお酒をやめたいと考えていても自分の意志でどうにもならない人が一定数います。
こういった自分の意志でコントロールできなくなる「依存症」は、なにもお酒だけではなく「ギャンブル」「ゲーム」「買い物」「万引き」など様々です。
依存症の中でもアルコール依存症は厚生労働省の調査によると2013年には全国に100万人いると言われ、20代から90代まで幅広い年齢層で見られる依存症となっています。
こうしたアルコール依存症について、依存症患者のための医療機関や入院施設が存在することから、自分の意志でコントロールできなくなった場合は、そうした施設を頼るのが良いと言えます。
アルコール依存症かどうかを判断する基準は曖昧である
「あなたはアルコール依存症ですか?」
もしこのような質問をされた場合は、ほとんどの方が「いいえ」と答えるかと思います。
アルコール依存症かどうかの判断する一つの目安として、「WHO(世界保健機関)スクリーニングシート」というものがあります。
「WHO(世界保健機関)スクリーニングシート」
ただ、このチェックで大丈夫だったから自分はアルコール依存症ではないと考える方もおられるでしょうが、禁酒のための本で有名な「禁酒セラピー」によると、お酒を美味しいものと捉えているのであれば、飲む回数が少なくても軽度であるとはいえ「お酒に依存している」とも書いています。
また、晩酌をする人や家で一人酒をする人は潜在的なアルコール依存症で、心理的状況の変化で悪化することも考えられます。
アルコールに限らず依存症は明確な基準について判断が難しく、発見や自覚が遅れることで重度化するケースがあり、特に家族などがいないケースでの独り身であればより危険性が高まります。
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「依存症」は珍しいものでは無く誰にでも起こる
先程「依存症」の症状はお酒だけではなく、「ギャンブル」「ゲーム」「買い物」「万引き」など様々な依存症が存在するというお話をしました。
アルコール依存症ではない人には「お酒をやめることの苦しみ」が理解しがたいと思いますが、スマホやインターネットで例えるとどうでしょうか?
もしあなたが家族や医者から「あなたはスマホ・インターネット依存症だからスマホやネットを利用するのを止めて」と言われた時どう思いますか?
スマホやインターネットが無かった30年前の時代なら多くの方が「はい」と即答できるでしょうが、スマホやインターネットを便利だと感じて四六時中使用している人にとっては、「スマホ・インターネット依存症」だからすぐに止めてねと言われて素直に「はい」と言うのは難しいと思います。
私はアルコール依存症の方がお酒を止めるように言われた時に苦しみは、現代人にスマホやインターネットを止めるように言われたのと同じ状況だと思うのですが、この説明を聞いて皆さんはどのように思われますか?
アルコール依存症をスマホやインターネットに例えると、人がなぜ簡単にお酒を止めるのが難しいか、想像出来るのではなないでしょうか。
「スマホと酒を一緒にするなと」と怒られそうですが、「依存症」という意味では同じだと思います。
スマホやインターネットを1週間、1ヶ月、1年と止めることが出来るか自身で想像していただければと思います。
私はそうしたものに近い「お酒」を7年以上も断ってきたわけです。
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お酒を継続的に止めてアルコール依存症にならないための6つのコツ
私はこれまで同僚と飲みにいっても、ソフトドリンクやノンアルコールビールで過ごしているため、よく「断酒をどうやって続けるのか」といった質問をされます。
私の場合は以下のことに気を付けて生活を送ったり、考えを改めることで断酒を無事続けることが出来ています。
①:空腹状態を作らないようにする
②:怒りやストレスをため込まない
③:孤独な状態やさびしいと感じる状況を避ける
④:疲れをため込まない
⑤:お酒を飲んだつもりで貯金する「断酒貯金」をする
⑥:お酒を止めた時間を有効活用する
①:空腹状態を作らないようにする
これは断酒や禁酒をしたことがある方だと納得いただけるかと思うのですが、空腹になると強烈な飲酒欲求が湧き、無性にお酒が飲みたくなります。
アルコールは酔うだけではなく糖類に分解されので体内でエネルギーに変わり、お酒を飲んでいるときはお酒からエネルギーを得ています。
アルコールを断つとエネルギーを補給していたのが途絶えるわけですが、体は何とかして失われたエネルギーを補いたいという欲求が起こります。
空腹になるとお酒が飲みたくなるのはそのためで、こうした飲酒欲求を防ぐために、飲酒欲求が生まれるほどの空腹を無くすように心がけることが重要です。
空腹を無くすからといって常に食べ続けるというわけではなく、”飢餓状態を無くす”といった方がわかりやすいかと思います。
②:怒りやストレスをため込まない
怒りやストレスがたまった時に、お酒を飲みたいと思ったことはありませんか?
普段の仕事などで生まれたストレスを溜め込まないようにするために、お酒を飲んで憂さ晴らしをしたり、ストレスを発散させる目的で強めのお酒を飲んだ経験は一度はあるのではないでしょうか。
イライラした時や気持ちが高ぶり攻撃的なっている時というのはお酒を飲んで、一時的にも忘れたくなるもので、それが飲酒欲求となって現れます。
私はお酒を止めた後にしばらく鬱っぽくなったこともあり、怒りによる飲酒欲求はありませんでしたが、ストレスからの飲酒欲求が湧くことはありました。
そのためストレスの解消方法を他の方法に転嫁できるように工夫することをお勧めします。
③:孤独な状態やさびしいと感じる状況を避ける
孤独を感じたりさびしいと感じる感情は飲酒欲求が高まります。
こうした感情の時にお酒を飲んで気を紛らわせようとしたことはあるのではないでしょうか?
多くの人が心理的に孤独感が強い時は飲酒欲求が高まり、そうした感情を一時的にも忘れようとお酒を飲むという行為に走ります。
場合によっては「ヤケ酒」と称して自身の限界量を超えるような酒量を飲み、体を痛めつける自傷行為をすることがあります。
④:疲れをため込まない
肉体的にも精神的にも疲れるとお酒を飲みたくなるといった経験はありませんか?
ランニングをした後に良く冷えたビールを飲みたいとか、忙しい仕事が終わった後には会社帰りに飲んで帰りたいとか思うものです。
お酒を飲むと疲労が回復するわけではないですが、神経伝達物質である「ドーパミン」が分泌され疲労を感じにくくなります。
そうしたドーパミンが分泌されて体が軽く感じた経験が「疲労はお酒を飲んで回復」というような間違った習慣を脳が持ってしまい、疲れたときにお酒を飲みたいと脳が酒を求めて飲酒欲求という形で表に出てきます。
こうした脳が習慣として記憶してしまった事による飲酒欲求は非常に強力で、抗うのは大変強い意志を必要とします。
⑤:お酒を飲んだつもりで貯金する「断酒貯金」をする
お酒を毎日飲んでいると、たとえ宅飲みでも結構な金額になります。
私はお酒を飲んでいた時は家で晩酌をして、たまに外で会社帰りに飲む程度で特別お酒にお金をかけていたわけではありませんが、それでも計算した限りでお酒を止めたことで年間25万円近くは浮いています。
また、直接お酒では無い出費(例えばタクシー代)等を含めると30万円から40万円近くは節約できています。
年間30~40万円貯金できる「断酒貯金」は素晴らしいです。
⑥:お酒を止めた時間を有効活用する
お酒を止めたことで飲む時間が有効に使えるようになっただけでなく、飲んだ後の思考が鈍っている時間も有効に使えるようになりました。
単純に1日2時間弱、1週間で12時間くらいはお酒を飲んだことで思考が低下する時間があったとしたら、1ヶ月で48時間(2日)になり、1年だと576時間(24日)になります。
これはサラリーマンの1ヶ月の労働時間が150時間(*)なので、4か月弱の労働に相当する時間を1年で無駄にしているということになります。(*7.5時間×20日 =150時間)
こうした「お酒を止めたことでの時間」を有効に使えば、かなり有用なことが行えます。
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最後に
ここまで断酒の難しさについてのお話と、私が心がけている断酒を7年間継続することが出来たコツについてお話ししました。
アルコール依存症は恐ろしい病気ですが、お酒を飲む人ならば誰でもなり得る可能性がある病気で、重症化すると正常な日常生活を送ることが難しくなります。
アルコールにかかわらず「依存症」は誰でも掛かる可能性がある病気と考えることができれば、何に対してどのように取る組むべきか見えてくるかと思います。
私は現在断酒を7年間継続して、今では安定した日常を送れるようになりましたが、再びお酒を飲むようになれば、また元の木阿弥になるので、引き続きお酒から距離をとった生活を送る予定です。
お酒を止めたい考えている方や禁酒や断酒を継続している方は、一度私が行っていでいる「お酒を継続的に止めてアルコール依存症にならないための6つのコツ」を一度お試しいただければと思います。
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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ
断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。
シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。
私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。
健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。
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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ
私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。
AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。
薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。
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