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こんにちはユレオです。
皆さまビールや缶酎ハイやワインなど、お酒を飲まれるかと思いますが、そういった中でサントリーの「ストロングゼロ」に代表されるような”ストロング系缶酎ハイ”を飲まれることがあるかと思います。
引用元:NHK
この”ストロング系缶酎ハイ”の特徴はアルコール度数が普通の酎ハイとは異なり高めで、最近は「ストロング(STRONG)」と名が付くものは9%ぐらいのアルコール度数があり、若者を中心に注目されています。
昔は缶酎ハイでアルコール度数が高いものは6%でしたが、いつの間にやら9%まで上昇して、そういった商品が売れるので、各メーカーが追従するように商品開発を行い、今では多くの”ストロング系缶酎ハイ”が9%のアルコール度数になっています。
もしこの傾向が続くのであれば、数年後にはアルコール度数が10%を超える缶酎ハイが一般化してもおかしくないのかもしれません。
本日はストロングゼロに代表される”ストロング系缶酎ハイ”がなぜ注目されているのか、どういった問題があるのかについてお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
ストロングゼロを宅飲みするのはアルコール依存症に足を踏み込むことになる
私は現在は断酒をしており、本日は断酒724日目とほぼ2年になります。
断酒継続日数を簡単に調べられているのは「禁酒アプリ」という禁酒日数を表示してくれるアプリがあり、それをスマホに入れているからです。
断酒する前は外で飲むよりも家で飲む機会が多く、またビールよりも安価で購入できるストロングゼロを愛飲していました。
正直なところ、ストロングゼロよりビールの方がおいしいのですが、ビールは高くつくということや、酔うためにはビールでは500mℓ2.3本では足りませんが、ストロングゼロであれば500㎖が2本もあれば十分ということもあり、コストを考えてストロングゼロを飲んでいました。
純粋に「酔う」といういうことを考えると、圧倒的にストロングゼロがお得であることがわかります。
味としてはビールが美味しいと思っているのに、ストロングゼロを選択していたということはその時点では「お酒を飲むのは美味しいから」ではなく「酔うため」に飲んでいたわけで、お酒を飲む目的が「酔うため」になった時点で、アルコール依存症へ片足を突っ込んだ状態とも言えました。
私はそうした当時のことを反省して今はすかっりお酒を断っているのですが、冷静に考えれば「ビール」から「発泡酒」に変わった時点でアルコール依存症に向かって進んでいたのだと思います。
世間的な認識ではアルコール依存症は「自宅で2リットル以上のサイズのペットボトル甲類焼酎を飲むようになり常習化した」とされていますが、あくまで個人的な意見ですが、宅飲みでストロングゼロを飲んでいる時点でアルコール依存症に近づいていると自覚が必要だと思います。
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虚無感や孤独感を表現した「ストロングゼロ文学」をご存知でしょうか?
ストロングゼロはアルコール度数が高めで、若者を中心に愛飲されています。
愛飲されている理由は様々あると思いますが、若者中心というところ考える、先にも挙げたように「安くて酔える」という理由が大きいのではないでしょうか。
そうした若者への人気が高まる中でツイッターで「ストロングゼロ文学」というキーワードが急上昇しました。
ここでストロングゼロ文学の一部をご紹介いたします。
- 「仕事が大変なことも友人との喧嘩も上司との確執も全てストロングゼロが忘れさせてくれる」
- 「胃にジャーッって流し込んだとき将来への不安が少しだけ緩和されるような気がする」
- 「ストロングゼロは人生が辛ければ辛いほど美味しい魔法の水」
- 「合うおつまみって何だろう?って考えたけど、悲しみや絶望や孤独だろうという結論に至った」
- 「誰かと席を並べたり、向き合ったりして飲むような酒ではない気がする。あれは孤独を枕に飲むものだ」
ストロングゼロ文学は、ストロングゼロを飲むことでもたらされる心理を文書で表現したもので“虚無感”や”孤独感”を表現した内容が多いです。
このほかにも、有名な文学作品のパロディや漫画のワンシーンをネタにした作品もあり、もはや「ストロングゼロ文学」から「ストロングゼロコンテンツ」として確立されつつあります。
こうした若者を中心に利用されるツイッターなどでストロングゼロをネタのした文学やコンテンツが生まれており、それだけストロングゼロが若者を中心に広まって一般化していることがわかります。
「ストロングゼロ文学」がネタとなり流行る理由は共感度が高いから?
こうした「ストロングゼロ文学」が流行する理由としては、今までなかったコンテンツということもあり、目新しいという理由もありますが、大きな理由としては「ストンロングゼロを飲んでいる人が共感できる」というところにあるのではないでしょうか。
ストロングゼロ文学に共感してツイッター等で拡散している人たちは、虚無感や孤独感、そして将来に対する不安感を抱えている方が割合的に多いのではないでしょうか。
これはあくまで私の予想であり、統計結果があるわけではありません。
ただ、こうしたストロングゼロ文学に共感してそれを拡散して広めるといった行動は、ストロングゼロを飲んで不安や孤独感といった気持ちを承認してもらい、安心感を得ようとしたことでの行動ではないかと考えています。
ツイッターはそうした気持ちを発信するツールとして利用され、それに対して反応する人々を見て承認要求と安心感を得ているのではないでしょうか。
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ストロングゼロの問題点と危険性|テキーラのショット3.75杯分に相当するアルコール量
以前書いた記事でも触れていますが、”ストロング系缶酎ハイ”の問題点として大きいのは、アルコール度数が高いのに口当たりもよくて価格も安くスーパーやコンビニで手軽に手に入り、テレビでも大々的に宣伝されて気軽さが浸透していることです。
500㎖の”ストロング系缶酎ハイ”に含まれるアルコールの量は、テキーラのショット3.75杯分に相当し、口当たりもよくて価格も安く、気軽に飲めることでアルコール依存症を引き起こす要因になっています。
しかし問題の本質はストロングゼロが悪いわけではなくアルコールの飲みすぎが問題で、ストロングゼロは「アルコール度数が高いのに口当たりが良くて安くてどこでも手に入る」ということから矢面に立たされています。
いうまでもの無くお酒を飲み続けたらアルコール依存症を引き起こします。
ストロングゼロ文学の広がりから、「ストロングゼロはビールのような感覚で気軽に大量に飲むものではない」という認識が広まれば、アルコール依存症になる方も減るかもしれません。
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最後に
ここまでストロングゼロに代表される”ストロング系缶酎ハイ”がなぜ注目されているのか、どういった問題があるのかについてお話ししてきました。
ストロングゼロ文学は短い文書の中にストロングゼロを飲んだことがある方には共感出来る内容が詰まっており、そうした共感を得た人が中心となり拡散されています。
ただ、問題の本質はアルコールの過剰摂取による健康被害であり、「アルコール度数が高いのに口当たりが良くて安くてどこでも手に入る」というところが問題です。
私は現在お酒を断っているので、アルコールの過剰摂取による健康面や精神面に及ぼす問題を十分に理解しているので、 ストロングゼロ文学の広まりが警鐘を鳴らすことになればと考えております。
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